2015年10月13日

コイナクは地名じゃない


モードゥナ地方、銀泪湖北岸の聖コイナク財団の調査地にやってきました。

ギルドリーヴをしに。

ではなく、遺跡を見に、です。



私にとってここは、あまりに「ギルドリーヴをしに来る場所」としておなじみになってしまっていて、
周りの風景を見てみようなんて思いも寄らなかったのです。

ふと思いがけなく立ち止まって、改めてちゃんと景色を眺めてみたときに、


ありゃー・・・
立派な遺跡ですね・・・


すっかり見落としていたことに気付きました。




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ちゃんと地名をなぞってみましょうね。
「聖コイナク財団の調査地」ですよ。

まず固有の地名っぽくないことに驚きです。
調査団が移動したらここは無名の地になってしまうのか! と。



今日のエオルゼアで、「アラグ帝国を知っていますか?」と尋ねれば、子どもから大人まで誰でも「知っている」と答えるでしょう。
いまやその存在は、多くの人の知るところです。

しかし、かつてはその存在が伝説・想像・架空のものだと考えられていた時代があったそうです。

そんな時代にいたコイナクという人物は、生涯をかけた調査でアラグ文明の存在を証明しました。
その業績を称えられてコイナクさんは聖人に列せられたそうです。

かくして聖コイナクの名を冠した調査団が結成され、各地でアラグの痕跡を調査していて、そのうち身近な調査地がここ。




あれー? 「コイナク」という地名じゃなかったんだー・・・

と思うくらい、普段ぼんやり地図を見ていたことを自白せざるをえません。








まえおきさておき。
遺跡を見てみましょう。




クリスタルの鮮やかな空色の地面からどーんとそびえるのは、寺院の鐘楼のような、立派な建物です。

淡い青紫色の石でできた屋根を、細かな細工の施された美しい柱が支えていました。
柱の材質は金属と石でしょうか?

屋根がちくちくした感じは、ウルダハやイシュガルドの建物に似ているような気がします。



うーむ、かっこいい。







こちらのはもっと高い建物なのかな?

塔のような建物の足元が長く見えています。
破損も少なく、調査のし甲斐がありそうですね。


ここの遺跡は、第七霊災の影響でクリスタルタワーなどとともに地中から出現したそうです。

ふっしぎー!



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で、ですよ。




最近べつの記事で紹介した建物が、これらにそっくりだと気付いたのです!








これと、





これとか。



どちらも南ザナラーン、サゴリー砂漠で撮った写真です。
一枚目はサゴリー砂漠南端、二枚目はビエルゴズ・ストライクです。


色からすると材質はちがっていそうですが、とにかく形がほぼ同じですよね。
いずれもアラグ文明の遺跡だとされているので、そっくりなのもうなずけます。







ただ、モードゥナからサゴリー砂漠まではけっこう距離が離れているのです。

北から順に地域を並べるとこんな具合。

聖コイナク財団の調査地 > 銀涙湖 > 南岸~カルテノー平原 > 北ザナラーン > 中央ザナラーン > 南ザナラーン(サゴリー砂漠)


そんなわけでこれらの遺跡群からは、アラグ帝国の支配域の大きさを知ることもできますね。



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2 件のコメント:

  1. いつもみよみよさんの記事にはおぉっ!とか、なんと!とか感嘆の声が沸き起こります!
    そういえばザナラーンを縦断しているアラグ陽道は名前の由来ってあるんでしたっけ
    今回の記事を見てふと思いました

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    1. ロトさん、こんにちは!見てくださってありがとうございます。
      アラグ陽道もアラグ星道も、「アラグ帝国時代に作られた」としか伝わっていないようですね。
      何かあるかもしれないのでそのうちじっくり見てみようと思いました。
      名前だけ残っていたこれらの道は、アラグ帝国の存在自体がはっきりするより以前には、
      おとぎ話や伝説にちなんだ名前のように感じられていたのでしょうね。

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