2015年11月23日

新説 歴史と神話で新蛮神を予知?





黄昏の空の浮き島に佇む石のドーム。

古代のカテドラル。



奪われ移築されるという数奇な運命を辿ったこの建物は、
移築された先でさらに異質な楔をも打ち込まれることとなった。

その楔さえも、もはや役目を終えた存在となった後世において、
物言わぬこの建物は、これから果たして何を伝えてくるのだろうか。



(今回の記事はネタバレと想像・推定をごちゃまぜに含みます)
(アジス・ラーを飛べるようになった人にとってはネタバレではないはず)










最近、おさんぽ組合からの通達で、探検手帳に新たな見どころが追加されました。

そのおかげで、アジス・ラーに眠る「古代のカテドラル」について最新の調査結果を知ることができたので、久しぶりに訪れてみました。


手帳に追加されたページによりますと、この建物は、なんと南方大陸「メラシディア」の様式だそうです。

『三闘神の一柱である魔神「セフィロト」を祀るために、南方大陸の樹状種族が建設したもののようだ。』
『信仰と蛮神の関連を研究するために、アラグ人たちが移築したらしい。』
とのこと。



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ここでちょっと歴史を解説しましょう。

4000年から5000年前という古代にアルデナード小大陸(エオルゼア)には、アラグ帝国が栄えました。
アジス・ラーは、アラグ帝国の研究施設が集まった地区だったようです。
アルデナード小大陸をほぼ手中に収めた帝国は、もっと南のメラシディア大陸にも勢力を拡げようとしました。
それに対し、メラシディア大陸の原住民は闘神(現在で言う蛮神)を顕現させて戦力とし、抵抗したそうです。

この戦争の勝敗はどうなったのか判明していません。
同時期に帝国は滅亡してしまったので、痛み分けになってしまったのかもしれません。

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探検手帳の調査内容のとおり、この「古代のカテドラル」がセフィロトなる蛮神に祈りを捧げるための施設だったとしたら、
蛮神に手こずらされていたアラグ帝国が研究のために接収し移築するのも納得です。





んー・・・



ところで、この建物の外壁に、円と天秤から成る日神アーゼマのマークが彫られているのはどういうことでしょうか・・・



アーゼマとセフィロトの関係は?

メラシディア大陸において、この2柱の神々は、たとえば家族のような何か近しい立場なのか、
あるいは魔神セフィロトを抑えるための日神アーゼマという敵対者だったりしたのか・・・



さらには、まわりにちりばめられた文字のような彫刻は、
ザナラーンのカルン遺跡=ベラフディア時代の遺跡にもあったのですが・・・
ベラフディア文化の源流はメラシディア大陸からの伝来?


いや、しかし、ベラフディアは第六霊災を逃れた難民が建国したという説もあるし・・・

「大昔のザナラーンは多種族の交差点だった」で説明しちゃっておしまい?


むむむむ・・・こんらんしてきたぞ・・・

わからないことだらけだ!








さて。



三闘神といえば、アジス・ラーには三闘神の像がありますね。


調査結果の通達と前後して、こちらも奇妙な変化があったのをご存じでしょうか?


なんと!

像に毛が生えたのです!!







毛、というのは冗談ですが、像の表面がうぶうぶしてきたのは事実です。



不思議なことに、3体とも同じように、表面に植物の細い枝や葉っぱのようなものがびっしりと生えてきたのです。

そのせいで、もともとは金属っぽい光沢を持った像だったのに、
錆びたのか、くすんだのか、表面が岩石のような質感に見えるようになってきました。








さてさて。

ここで思い出すのが、メラシディアの『樹状種族』という言葉ですよ。


土を掘って暮らすコボルド族が岩石のようなタイタンを信奉し、
海に暮らすサハギン族が海竜リヴァイアサンを祀るように、
メラシディア大陸の樹状種族が、樹木のような神を讃えていたというのはしっくりくる説明です。


いえ、「讃えていた」ではなく「讃えている」、つまり今も祈りを蛮神に注いでいるとしたら・・・

とうにアラグ帝国が滅んだのを知らず、「セフィロトさま、どうかアルデナード小大陸に顕現してください」と願っているとしたら・・・


よもや、この三闘神像の樹木化は、新たな蛮神顕現の兆し・・・!?



ああそうか!
植物の神なら、日神アーゼマはそれを育てる存在なのかもしれない!
それなら説明がつくぞ・・・!



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調べたことメモ

古代のカテドラル: The Cathedral
Cathedral = 聖堂、礼拝堂


三闘神の像: The Warring Triad
Warring = 互いに戦争している
Triad = 3つのもの、三つ組
 → 三闘神は共闘する仲間ではなく、三つ巴の敵同士??



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3 件のコメント:

  1. 葉っぱ!?
    確かに前に見に行った時は普通の石像?でした。探検手帳の追加ページにある樹状種族と、この葉っぱ!
    これはワクワクしますね^^
    像の下に鎖で封印された扉があったんだけど、そこもなんか変化しているのかな?あとで見に行ってみます!

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    1. 封印された扉・・・そんなものがありましたっけ?
      むむむ・・・気になる・・・

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  2. あの突き刺さってるアンカーみたいので土地ごとつりあげたのかね

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