2016年8月5日

海軍の頭上にくねる魚影


海の水よ 渇け 渇け

小島の木々よ わめけ わめけ

太陽の熱に 力の熱に

水禍が 渦が 獣を呑み込むその前に



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海賊「霧髭」のアジトがあったとされるハルブレーカー島。

お宝を求めて突入したのも懐かしい思い出となっていた最近。

(前回の突入: 「南海の磯の小島の白砂に」 「泣き濡れてゴリラとたわむる」




「頼むよ、みんな楽しみにしてるからさ」と、このたびは気軽な感じでしたね。

この島を黒渦団が兵士の訓練施設に整備したとのことで、そこそこの戦力でもある私は兵士をしごいてやってほしいと頼まれました。



そうだねえ、黒渦団にはお世話になってきたもんね。

いっちょ揉んでやりたいところではありますが、しかし、なにもこんな暑い日に呼ばなくたっていいでしょうに・・・






以前来たときに崖の上から見えていた廃船は、片付けてしまったようです。

代わりに大きな赤い帆を張った船が停泊していました。

もともとあの場所は大型船がつくのに良い場所なのでしょう。


かつてこの入り江に広がっていた飛び石状の土地も工事で削り取ってしまったのか、
洋上に浮かべたいかだに置き換わっていました。

訓練用地のために土地開発までしちゃうとは、力の入れようを感じます。



ところで、いかだで戦闘訓練をするのはどういうわけでしょうか?

船上の白兵戦をイメージした訓練かな?


いいの? 黒渦団の得意種目を出してきちゃっていいの?

冒険者がちょちょいとぶちのめしちゃっても泣かないでよ?






「貴様は何だ!言ってみろ!」

   「二等甲兵卒でありますッ!」

「ふざけるな!現状を正確に言ってみろ!」

   「弱卒でありますッ!」

「そうだ!貴様は弱卒だ!取るに足らぬ弱卒だ!」

   「マァム!イェス、マァムッ!」

「そんな貴様はどうすべきか言ってみろ!」

   「研鑽を積むべきでありますッ、マァムッ!」

「よく言った!床を拭いても良いぞ!」

   「マァム!拭きます、マァムッ!」



エインザル大甲将やメルウィブ提督に会えたので、片手間に犬をしつけながら茶飲み話をしていると、例の大きな船が目に入りました。

そういえば、リムサ・ロミンサでも軍艦にここまで近くに寄ることはできませんよね。



ふうむ、大きさはエールポートに泊まっている船と同じくらいのようです。

目立つ赤い帆が勇壮で、敵船の腹を食い破る獰猛な魚を連想させます。



むむ!?

あの旗印、ぎりぎり見えそう!






マストの上にひるがえる旗に目をこらして見てみると・・・

リムサの国旗(赤字に黒の竜船)じゃないぞ!



旗に描かれていたのは、交叉した二丁のマスケトン銃と、その後ろに白くてにょろっとした魚らしきもの。

身をくねらせた魚にはサメのような背びれ、小さな目、突き出た鼻、ギザギザの歯が見て取れます。



リムサの海軍といえばバラクーダ騎士団が有名ですが、私の知るバラクーダ(オニカマス)オーガバラクーダはもっとアゴがしゃくれた魚なので違うような気がします。


ねえ、メルしゃん提督?

あれはバラクーダ? 別の魚?

それとも海神リムレーン神話に出てくるシーサーペント(大海蛇)かな?



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3 件のコメント:

  1. キャス・コッチャ2016年8月6日 18:50

    マァム!イェス、マァムッ!で吹きましたw
    あの軍艦、てっきり黒渦団の船と思ってたのに違うのかな?色合いから黒渦団に関係ありそうだけど…。このあたりも14時間放送でぜひ聞いてきてください!w

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  2. これたぶん旧14の時のバラクーダ騎士団のマークだと思います。
    だとするとバラクーダかも。

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  3. コメントありがとうございます!
    むむむ。バラクーダ騎士団…なのか…。
    メルしゃんが乗ってきた黒渦団の正規軍の船ってことでしょうかねー。

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