2016年8月25日

旅のララフェルからの手紙





もうあと2日後に迫ってきましたね!

準備はお済みですか!?


えっ? 何がって?

もうすぐ3周年記念14時間生放送なのです!


先日の記事でご報告したとおり、このたび私、生放送のスタジオ観覧にご招待いただいたのですよ!


昨年に引き続き二度目とはいえ、やはり貴重な撮影現場に入れる上に、
エオルゼアの最高神こと吉田Pとの邂逅もあるということで、とても緊張しています!



・・・


ところで、お土産の話ですよ。

お土産、どうしよう・・・?



********


思い起こせば一年前。

私のほかの参加者の中に、ふだん写真の加工で遊んでいる方がいて、
自作写真をフォトブックにしたものを生放送のあいまに吉田Pへプレゼントしていました。

ゲームとは制作者側からユーザーへという一方的なものだと思っていた私は、
「そういうことがありうるんだ!」と目からうろこが落ちました。

しかも、そういうユーザーからのプレゼントが開発室の中にスペースをとって陳列されていて、
スタッフの皆さまがときどき手にとって眺めているというのです。



双方向に感謝を伝え合っている状況を目の当たりにして、いたく感動したものです。


私も楽しい冒険生活をしているわけで、当時もやはり感謝の念はあったのですが、
しかしそういう準備ができるような技術や発想がなかったのが悔やまれました。


それからしばらくして、私も写真いじりを始め、それを載せるためのあやしげなサイトも立ち上げました。


そして今年、再びのご招待! となり、拙い写真いじりではありますが、
せっかくの機会なのでフォトブックにしてプレゼントしよう!と決意したのです。




写真をいくつか選んで、形を整えて、現像に出して、
アルバムを選んで、写真を貼って、文字を書き足して、といった作業をしました。





ばばん!
できあがり!


テーマは「旅のララフェルからの手紙」!

あちこちの国を旅して歩くララフェルが送ってきた写真つきの手紙、のつもりです。




今回プレゼントとして用意したフォトブックは、この世に一冊限りの限定版。

一冊しか存在しないものの、わりとがんばって作ったので、少しでも多くの人に見てもらいたくなりました。

最近の写真いじりのお披露目もかねて、ここから先はそのフォトブックの中身を紹介してまいります。



どうぞ気楽にご覧ください。



(この記事はいつもと違い、エオルゼアの世界観から逸脱した写真と文章が続きます)

(写真も多くて記事も長いです。ごちゅうい)









手紙をありがとう
私は変わらず元気だから心配なく

いってくるよといって旅に出たのは
いつのことだったかな
肌寒いころだった気がする
あちこち旅行できるのが嬉しいから
封筒の大きさの許すかぎり
なるべくたくさん写真を送るね









暖かい国では強い日差しが
そのまま石になったみたいな色の町に出会ったよ
入り組んだ路地に迷い込むのが楽しかった

目線の高さが合う動物が辻々に歩いていてちょっと怖いけどね








スポーツ大会に参加したよ
柔らかな砂浜でボールを追いかけて跳んだりはねたり走ったり
砂に足が取られてたいへんだった

勝敗は聞かないでね








聖地と呼ばれる場所は数多くあるけど
そこに行けばきっと圧倒されるような景色に出会えるんだ

とある聖地では、神聖な建物へ向かう長い道に沿って
ずらりと並んだ赤いゲートをくぐりながら行くようになっていたよ
とにかく、赤い服が似合う場所だったな








似たような景色の中を長いこと歩いているときに
突然目の前に意外な景色が現れたら
それは生涯心に残ると思う

だから、森の中の湖を心に抱いて生きている人は多いんじゃないかな








虹が一体いくつの色でできているかという話になって
ありていに7色でしょうと答えたら
こっちの国では6色がふつうなのだとか
おじさんの生まれた国では10色だったとか聞いたよ

そしたらやっぱり、もう一度まじまじ見るよね








どうも旅行者っぽく見えないみたいで
道を聞かれたり頼まれごとをしたりという経験が何度もあるなあ
断ったり、手伝ったりしているよ
でも、迷子さがしはさすがに断りにくいよね








技術の発達した国では、機械がいろんな仕事をしていて驚かされる

チョコボがとても貴重な国には
チョコボのように走る機械があってね
速さはチョコボとあまり変わらなかったよ








小さな町の小さな聖堂を訪ねたとき
年老いた司祭が小旅行に行くからと言って
鐘楼に上って時の鐘を叩くのを二晩だけ頼まれたよ
お礼にもらったのは、以前ここにいたララフェルが着ていたというローブ

なんだかトンベリたちに会いたくなってきた









何でも風化して砂に帰ってしまうような渇いた土地で
必死に日陰を作る生き物に出会ったよ

わずかな水分で砂を練り固めて建てた家におじゃましたら
頑丈で涼しくて、とても快適なんだ

雨季が訪れたらどうなるの?と聞いたら
新築ブームが来るんだってさ








写真のモデルを頼まれたこともあったよ
防犯呼びかけのポスターに使う写真で
泥棒の役をしてくれと言われてね

怒らないよ?

撮影に使った素敵な帽子をもらえることになっていたからね









ある露店で売っていたお菓子が気に入っちゃって
レシピを聞いたら作りたくなるじゃない?
作ったら食べてもらいたいじゃない?

あれよあれよとそそのかされて
気づいたときには店先に立っていた、なんて冗談みたいでしょ









宗教の教えに基づいた決まりだとかで
他人を疑ってはならないと定めた町

詳しい事情を知らない旅行者にとってみれば
過ごしやすいところだと思ったよ

旅行者に店番を任せてしまうのはさすがに不用心だと思うけどね








寺院の周囲にいるたくさんの鳥が人懐こかったから
餌をやろうとしたら注意されてしまった

おじさんが売っている餌をやりなさいとのこと
売り上げが寺院の修復に使われるんだってさ

鳥たちはつまり客寄せ役だね








鉄道を終着駅で降りたとき
夕日が染めた山あいの空気があまりに綺麗だったから
せっかく乗った鉄道なのに、引き返す向きに歩きたくなったよ

まあ、すぐに暗くなっちゃって
温泉の湧く宿に急ぐことになったのだけど









都会の人はきれい好きで
わずかな雨でも傘を差すんだ

小雨の時にうきうきした気分で濡れながら歩く私は
田舎者のララフェルだなあと思われただろうね









気候の良い時期に来ることができたと嬉しがる旅行者と
もっと良い時期を逃してしまったと悔しがる旅行者

どちらになりたい?










どこか遠くから来た船のクルーと
たまたまその港にいた旅行者の私
もう二度と会えないだろう彼から聞いたのは
おかしくって笑い転げるような話だったよ
今度教えてあげるね

バイバイ







********


おしまい。

いかがでしたでしょうか。

ふだんの、後頭部だらけの記事に比べると、顔がたくさん出ていて恥ずかしい気がします。





ちなみに。

アルバムに貼ったのと同じ写真を、さらにたくさん用意しました。

こちらは、生放送当日にお会いするであろう他の冒険者
(ブログ/サイトの運営者さん、SS加工師さん、イベンターさんなど)にお渡しするお土産として。

特製のリムサ・ロミンサの消印を押した封筒が私のお気に入りです。


お願い! もらってちょー!



*******************
ブログランキングに参加中
  ↓ ぽちっと応援してね


プラチナリボン運動

5 件のコメント:

  1. ええー!とても素敵です!

    まず記事のタイトルで惹かれて見に来ました。
    写真を見て驚き!みごとにマッチしています~!

    素敵すぎる!

    返信削除
  2. 写真の場面に合わせた服装がより違和感をなくしているんだよなー
    うまいねぇ

    返信削除
  3. コメントをありがとうございます!
    ララフェルは旅行好きですから、どこかでお会いするかもしれませんよ。

    返信削除
  4. キャス・コッチャ2016年8月28日 11:15

    いくつかはツイッターで見たけど、初めて見るのもたくさん!
    写真もそうだけど、リムサの消印もイイ感じ!違和感が迷子w

    返信削除
  5. 悪いメイド2016年8月30日 9:06

    素晴らしい~
    感動してなんか泣きそうになったっす(;_;)

    返信削除