2016年9月5日

ゲゲルジュ様でおなかいっぱい



こ・・・このオヤジ・・・



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ウルダハの豪商であり、コスタ・デル・ソルの珍人物として知られるこの人。

ご存じ、ゲゲルジュ様。




ある日、海で遊ぼうと、コスタ・デル・ソルを訪れた私。

少し空いた時間に(ギルドリーヴでお小遣い稼ぎでもするかな)と思い、依頼一覧を覗いてみたのです。

そこには、まあ、ゲゲルジュ様関連の依頼がゴロゴロしていて・・・

あーあー、そうですか・・・



というふうに、彼の素性がよくよく分かる情報がたくさんあったのでご紹介しますよ。




はあ、うーん、まあ、知らなくてもいっか・・・みんな知ってるよね・・・



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気を取り直して!

それでは行ってみましょう!








はい、いきなりこういうのです。



いったい「何を思った」んでしょうね・・・

「意味が分かりません」と、さすがの部下も置いてけぼりです。







シーピクルとは、これです。



棘皮(きょくひ)動物、つまり皮膚にトゲを持つ動物。
(トゲのない動物も含まれます)(何だこの注釈?)


これを大量にご所望とのこと。



いやー、通ですね!









踊り子の美しい肢体は、そう、芸術。



暗いところでも見えるってスゴい薬だよねー。



はあ。








いつもよくしてくれる人へ感謝の気持ちを忘れないゲゲルジュ様。

ステキです。




ステキな人間関係を前にして深いことは気にしてはなりません。









豪商ということで、賓客をもてなす機会も多いらしいゲゲルジュ様。

スタッフの衣装に気を遣うほどのおもてなしの精神が、あの富を支えているのでしょう。









と、感心した先からこれですよ。


どういういきさつがあったら人は「甘い吐息」と呼ばれることになるのでしょう・・・







そうですかー。

敏感なのですかー。






この依頼でご所望のアウル(awl)はこんな形の革細工用の道具です。

目打ちキリとも言い、丈夫な革に穴を開けるのに使います。




子猫ちゃん、がんばれ。









ゲゲルジュ様の大事にしている子猫ちゃんは体調管理もばっちりです。



大事な人の好物を一緒に食べたいなんて、微笑ましい希望じゃありませんか。

仲良きことは良いことです。








まともな理屈の付いた依頼もあるにはあるんですよ?


海賊たちの激しい抗争の果てにブラッドショア(血の海岸)と呼ばれていた砂浜を、
リゾート地として開発し、コスタ・デル・ソル(太陽海岸)に変えたのが、ゲゲルジュ様でしょう?

リゾートの風情を保つための投資は惜しまないのです。








いつもきれいなビーチリゾートの景観保持のために、園芸作業の依頼もありました。




さあ、キリキリ働くのです!







ゲゲルジュ様の食事の好みも垣間見ることができます。

モラビーオイスター。

美味しいのかな?








溺れた海豚亭のような大衆酒場は、ゲゲルジュ様にはふさわしくございません。

でも、「あのパンを食べたいのぢゃー」とでも言ったのでしょう。



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基本的に、ゲゲルジュ様関連の依頼は、全て本人からではなく使用人から発注されていました。

氏の趣味嗜好については使用人たちにも理解できない部分があるようです。


冒険者から見ればしょうもないオヤジでも、使用人たちは「高貴なお方」と見ているようで、
依頼文の端々に彼らからの敬意を感じました。




・・・感じました?




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