2016年11月24日

美しく青きタワー









かくて我ら
彼の迷宮を防人どもの手に委ね
不浄の霧に包みたり

防人どもの求めて曰く
我ら王の命なれば
血泉毒霧をこそ厭わざれ
難き迷宮を永久に保たしめん

しかれども唯 王のゆるしあれば
偉大なる塔の輝きの
其らの背の頼みとしたき由

王此れを諾す



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クリスタルタワーの前哨戦、古代の民の迷宮の最奥部に待ち受けるティターンさんです。


ぎっちり筋肉の詰まった胸を反らせ、恐ろしい力で次元刀を振り回し、辺りを切り刻む人物としておなじみ。


ここに来る機会があったら、ティターンさんからちょっと目を移して、ぜひ彼の後ろを見てみてください。


鉄だか溶岩だかの赤く溶けたものが流れる斜面の先には、短い階段があるでしょ?

そしてその先、窓のように開けた出口から何かが見えますね。


青空の中に見えるのは、じつはクリスタルタワーの外壁なのです。

知っていました?



迷宮に入ってしまうと場所の感覚が要らなくなっちゃうので忘れがちですが、
古代の民の迷宮というのはクリスタルタワーにとって防衛門だったそうです。

アラグ帝国にとってだいじなタワーを攻撃しようとするには、
侵入者は3室に分かれた罠の部屋を攻略することでティターンさんのいる部屋をこじあけ、
最後の砦として屈強な門番の兵士(ティターンさん)を倒さねばならなかったわけです。



タワーに入る資格のある当時のアラグ人であれば当然そんな手間は要りません。

許可証か何かをティターンさんに見せるだけで、歩いて門をくぐってクリスタルタワーにアクセスできたのでしょう。



ここはそういう部屋だったのです。



ふだんのティターンさんの役割は、いわば「守衛さん」。

「ハイおはよう、許可証を見せてねー、ハイどうぞー」とか言っていたのでしょう。

そして仕事の合間に時折タワーを眺めては責任感に身を引きしめていた・・・なんてね。



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上の古文書みたいなのは、私の想像で書いたデタラメです。

あしからず。



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2 件のコメント:

  1. しかし、ティターンさんの自我は(´;ω;`)(聖コイナクの発掘のところで話聞けます

    もうちょっと奥の階段付近まで行くとタワーの上の方まで拝むことができますね!
    熔岩風呂に入りつつ眺める景色が好きで、つい長湯してしまいますなぁ

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    1. ほう、自我…そんな話があったかな…?
      聞きに行ってみなければ!
      溶岩風呂を楽しんでいるとちょうちょが必死に回復してくれるのが
      まるで熱い風呂で冷たいものでも輝いて飲んでいるかのような贅沢さです。

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