2016年12月5日

銀山の美意識

ぶらぶら。
ぶらぶら。


今日もぶらぶらとおさんぽです。


やってきたのは中央ザナラーン、ナナワ銀山。

地図を広げてみても、そういえばここにはほとんど来た憶えがない気がしました。

どんな場所なのかな?



外観をぱっと見るかぎり、褐色の山腹に口を開いた坑道があって、木材で頑丈そうな足場が組まれていますね。

坑道の中だけに鉱脈があるわけではなく、山肌も削っているということなのでしょう。


それでは足場の上へ、便利な撮影用ロボット(タレット)を飛ばしてみることにします。

そらいけ! ピューン!






ブーンッ・・・カメラを起動!

おやおや・・・



足場の上にはちょっとした奇観が広がっていました。


お分かりでしょうか?

左手には褐色の岩山があって、右手の方にはそれより少し明るい色調の小山が、整然と張られた足場の間を埋めるようにしていくつも見えます。

山から掘り出された岩石まじりの土砂が、こんもりとうずたかく積み上げられているのでした。


また山肌には、四角く木材が組まれた場所が数カ所あります。

まるで人が一人通れるくらいの門のようです。

現在地上の高さに開いている大きな坑道とは別に、小さな横坑を掘っていく予定なのかもしれません。







振り返って見ると・・・ふうむ、こちらもまた壮観です。


「人の手と大地との接点」とでも言いましょうか、鉱山開発のために偶然生まれた機能美と言いますか。

そっけない岩山の曲面と、組み付けられた足場の規則的な直線が、強烈なコントラストを放っています。


意外なところでおもしろい景色に出会うことができました。



*******************
ブログランキングに参加中
  ↓ ぽちっと応援してね

1 件のコメント:

  1. キャス・コッチャ2016年12月9日 20:49

    これはかなり貴重な画かも!
    普通に遊んでるだけでは見れない景色なのにしっかり作ってるよね。

    返信削除