2015年4月8日
槍術のマスカレード
黒衣森の治安維持部隊としておなじみの鬼哭隊は
グリダニアの中に屯所を構えています。
槍術を防衛力の中心に据える部隊らしく、
この施設は槍術士ギルドの本部を兼ねています。
リムサで巴術を学んだ私としては、普段めったに来ないところです。
とはいえ追い出されるわけでもないので、のんびり見学させてもらいました。
玄関を抜けてまず出迎えるのが巨大なお面です。
ぽっかりと開いた目や、羽根飾り風の額の模様、
目の下に刻まれた溝、ぶら下がった玉飾り。
隣に立つ隊士がこれをどう思っているのかわかりませんが、
私にはちょっと不気味です・・・
このお面の裏側へ回ってみました。
裏側はとにかく真っ暗なので、灯り(クロックワークサン)を持って行くといいですよ。
ここに来ると、お面の表側にあった「目の下の溝」が浅く彫られたものであって、
裏側まで到達する切れ目ではないということが判明しました。
表側の左目の下に見えた黒い線は、左右非対称な「模様」だったのです。
このほか、小ぶりなお面(それでも人が着けるには大きい)が
屯所のあちこちに飾られていました。
そういえば鬼哭隊の隊士たちがよくマスクを被っていると思いませんか?
彼らが「市民を守るためなら森の精霊の怒りを受けることも辞さない」という方針だそうで、
それで精霊に顔を覚えられないために、お面をするのだそうです。
実にグリダニアらしい由来だね。
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