2015年5月12日
暗夜鉱路
この発見は地味だぞ・・・という自覚はあるのです・・・
それでも大発見のような気がするのです・・・
濃く立ちこめる青い霧で、昼間でも薄暗くなりがちな北ザナラーン。
その景色の中に、まるで蛍のような光を放つ場所に気づきました。
遠くに見えているような、エーテルの吹き上がってできた濃い黄色の結晶、
いわゆる「ダラガブの爪」のことではありませんよ?
私の言うそれは、もっとぼんやりした光。
未だ岩石の中にあるのです。
地表から崖となってそびえる岩壁の中に、ところどころぼんやりと光るところがあります。
上の写真では私の目の前にひとつと、はるか奥の崖の半ばあたりにひとつ。
直径1ヤルム(1ララフェル)ほどの範囲で、岩壁が青白く光っているのがわかりますか?
・・・わかりにくいよね・・・
こっちの写真では、右の方の、私の指さすところに一か所と、
さらにそれと同じくらいの高さで左の方にもあるでしょ?
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北ザナラーンの北部のラウバーン緩衝地と呼ばれるあたりには、
こういう光る岩が多数あります。
北ザナラーンは鏡鉄鉱の鉱脈があることで知られます。
鏡鉄鉱といえばコバルト。
コバルトが青白く光るといえば・・・ゴクリ・・・
はははまさか・・・
地味だけど、わかりにくいけどわかってほしい。
嗚呼、ギャザラー心。
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