2015年5月26日

不浄の霧に抱かれて




古代の民の迷宮に入って左の道を進むと、緑と青紫に彩られた部屋が続きます。

アラグ文明の機械技術らしき、壁の青い光が、湿気に霞んで紫色になって見えます。


深呼吸はしないほうが良さそう。



こちらは「愚者の浴室」だとか。

ほとんどの地面が毒の沼になっちゃうので、ゆったり浸かると「愚か者!」と言われます。

「愚者にとっては浴室」という意味でしょう。
たぶん。







壁には給水口があって、毒液がどぼどぼ流れ出しています。


どこかにある装置が侵入者を見つけると、この毒液の排水がせき止められ
たちまち水面が上がって来るのです。

なんとも罠らしい罠です。






毒沼の水面がせり上がってきても、ここに乗っていればひとまずは安心できる、少し高い床。

古代の人も、安心感にイメージする色は、やっぱり緑だったのでしょう。

文字のような模様が鮮やかに光っています。


ここの石畳は少し劣化して、ひび割れているね。

長年の毒が効いてしまったのかな?









突き当たりまで歩くと大きなホールに出ました。

広々として良い眺めですが、相変わらず毒液が部屋中に供給されていて、深呼吸する気にはなりません。



ここは骨っぽくなった竜と人が棲んでいます。

毒沼に浸かりすぎると痩せてホネホネになってしまうのでしょうか。


この部屋に長居するのはよしたいね。



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