プラチナの幻

プラチナミラージュをご存じですか？

ご存じなくて？

いやいや、ミラージュプリズムとは違いますよ？
そんなもの、得意顔でお出しにならないで。


あぁもしかして、馴染みのない名前でしたカシラ？

ご存じでなくてもお気になさらず。

それはみなさまが「おびんぼう」だから、仕方のないことですもの。



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エオルゼアの富が集中するウルダハでも、特にお金持ちの紳士淑女の社交場として知られるのが、
こちらのプラチナミラージュです。


権謀術数、策謀陰謀、そして恋の火花が渦巻く、キ・ケ・ン★な社交場、
そして高級カジノを兼ねた場所ですね。


ボディガードが必要な方は、併設された格闘士ギルドで斡旋してもらうと良いでしょう。

私はそこそこ強い冒険者なので、おひとりさまでも大丈夫。

やぁやぁ、と受付でかんたんに挨拶するだけでイラッシャイマセってなもんです。



魔法人形を受付に置いているのは変わった趣向でおもしろいですね。

彫金師ギルドのあるウルダハならでは、でしょうか。

すってんてん。

やっぱりカジノなので、調子に乗るとすってんてんになります。

気をつけないと、肉体美をさらすことになるのでご注意を。



すかんぴんになったお客様は銅刃団の兵士がお出迎え。

消えろ、とばかりに睨みつけられます。


プラチナミラージュは、ウルダハ経済界を牛耳る砂蠍衆の一人、テレジ・アデレジさんの傘下の施設です。

警護しているのが銅刃団ということから見ると、彼が銅刃団を私兵のように使っているというのは、どうやら本当のようです。


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おっと、すってんてんになっても周りをよく見ましょうね。

受付の頭上には、サイコロの絵が描かれた看板。

右のサイコロには１の文字も読み取れます。

カジノらしい看板だね。

お店の外にはチャラチャラした男女。

「そのときオレはこう言ってやったのさ」

「キャーかっこいいー」

「白くつしたステキー」



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