2015年10月23日
闘気の海に沈む森
東ザナラーンから黒衣森地方へ歩いていたある日。
南部森林へさしかかったところで、珍しい天候に出会いました。
あれ、暗くない?
まだ昼ですよ?
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この天候は「闘気」と呼ばれます。
なかなか稀な天候なので、私も長い冒険者生活の中で何度か遭遇しました、と言えるくらい。
この天候になったときは、闘神オーディンが黒衣森のどこかに出現している証拠なので、
冒険者たちが討伐に向かっているタイミングです。
さっきから手元のリンクパールでは、「おでんだ!」「おでんが出たぞ!」「どこだ!」と冒険者が連絡しあう声が聞こえます。
オーディンにはめったに出会えないし、私も討伐に向かってもいいのですが、
同じようにめったに出会えないこの景色自体を、せっかくなので楽しんでみたいではありませんか。
討伐に成功するといつもの森の風景に戻ってしまうからね。
日差しが遮られてしまうほどの濃い霧が立ちこめて、景色は青黒く霞んでいます。
キャンプ・トランキルの浮き島やエーテライトがシルエットになって見えます。
それから、チリか蛍のような光る粒が、揺らめきながら立ちのぼっていますね。
光の粒の正体は、近くで見てもよくわかりません。
幻想的な雰囲気の中に、どこか重苦しい、オーディンの熱い力が空気に漲っているようです。
むらのある霧と、夜とは違う独特の薄暗さは、寂れた遺跡のある景色と相性が良いだろう!
と思って、アムダプールの古城遺跡にやってきました。
良いでしょ? この感じ。
密度を増した空気は遠目が利きません。
つまずくと危ないし、うっかりオーディンに鉢合わせちゃうかもしれないし、
そして景色もおもしろいので、ついゆっくりした足どりになります。
まるで自分も景色も、深い海の底に遺跡ごと沈んだかのよう。
アムダプール古城遺跡に漂うひとだま、ウィル・オ・ザ・ウィスプも、
このときばかりはフワフワ仲間が増えて嬉しい、かもね。
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調べたことメモ
蛇殻林 Snakemolt
moltは抜け殻の意
南部森林のなかで沈黙の花壇とロウアーパスをつなぐ細い道だから?
打ち捨てられた遺跡を例えたもの?
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