2015年11月2日
沈まぬ夕陽に満ちる富
かっこよく南を指さすララフェル男性の銅像。
乾いた色合いの石造りの建物群。
さて、これはどこでしょう!?
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ハイ、難しくはないですよね。
西ザナラーンにある商港でウルダハの海の玄関口、ベスパーベイです。
冒険者をしているとうんざりするほど通うところだと思います。
すぐ北西にガレマール帝国の基地があるとは思えないほど、穏やかな時間の流れる港町。
ザナラーン地方にありながらも、涼しくて湿気もあって、ラノシア地方のような潮風が心地良いところです。
この町はウルダハが統治しています。
が、特に実質的に支配しているのは、ウルダハの豪商で砂蠍衆でもあるロロリト・ナナリトさん。
当然ながらあの像もロロリトさんだそうですが、本人よりちょっとかっこよく作ってあるという噂です。
そうしたい気持ちはわからないでもありません。
ロロリトさんは、第七霊災からの復興に際して、この場所へ巨額を投じて立派な商港にしたそうです。
ゆえにこの集落はウルダハの商港でありながら、ロロリトさんの富の源になっているのです。
はー。うらやましい。巨富ほしい。
・・・自分のお財布がふくらまない話は忘れましょう。
銅像の指さす先には酒場もあったはず。
早めの夕飯にしようかな。
いやいや、そうじゃなくて。
仕事を頼まれて来たんだった・・・
依頼はちゃちゃっと済ませちゃったので、ぽっかり時間が空きました。
そこでおさんぽがてら、貿易貨物の管理事務所におじゃましました。
じろじろ見ているのをじろじろ見られます。
いぶかしげな視線に負けてはいけません。
この程度の圧力に屈していては、さんぽ士を名乗れませんよ。フフン
部屋の壁には火の消えた暖炉がありました。
日中は暖かいこの地域でも、たまには冷える夜もあるのでしょう。
暖炉のマントルピースの上には、外にあった銅像と同じデザインの小さいロロリト像が、
壺や皿と並んで飾られていました。
それ、欲しいぞ!
招きカーバンクルよりずっと、おさいふに御利益ありそうじゃない!
雇われ冒険者の私以外にも、このお屋敷には警護兵がいました。
いつもの覆面に赤銅色の鎖かたびらではないので、銅刃団っぽくはありません。
私兵なのかな?
ここの警護兵の制服の、上着が特徴的でかわいいですね!
一見すると裁縫師が作るタバードに似ていますが、胴の部分と袖の色が変えてあるのがステキです。
袖がつやつや素材なのも高得点。
肩の白いのは革かな?
屋内で警護してもらうのにガッチリ鎧だと見た目が暑苦しいから、こういうのは確かに良いです。
今のところはおそらく再現できない服です。
やっぱり何かとうらやましい。
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調べたことメモ
ベスパーベイ Vesper Bay
Vesper: 夕方、宵の明星、晩祷
Bay: 湾、入り江
「ザナラーンの西端」を意味する名か
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