2015年11月4日

もう一つの高空の祭壇


バサッ、バサッ、・・・

ヒーューゥー・・・


チョコボの羽音

耳を撫でる気流

ほかに何も聞こえない、静寂に包まれた大空。


そこに、もう一つの祭壇がある。


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アバラシア雲海の南東。

ただでさえ標高の高い雲海の島々から、さらに高度を稼いで飛ぶことで、ようやく見つけることのできる島がありました。

無数の小さい浮き島を、木の根がかろうじて繋ぎとめているかのようにして、ひとかたまりの島を形作っていますね。


この島の名は・・・不明です。



アバラシア雲海がヒトによって発見されたのがつい最近のことなので、
この島のことをバヌバヌ族からまだ教わっていないのでしょう。

あるいは、「神域浮島」ネバーリープのようにバヌバヌ族にとって大事な島だとかで、秘密にされているのかもしれません。

ともかく、私の手持ちの地図にはこの島の存在がまだ書き込まれておらず、
危険性もわからないのでこれ以上近づくことはできません。



おさんぽ士としては残念です。





なんとか限界まで近づいてみました。

そうしてわかったのは、やはり何者かの手が入った形跡があるということ。

半ば崩れかけている中央の塔(?)は、環状の石が組み合わさったドームのようになっています。
そこに登って行くためなのか、足元の石にはなだらかな坂が付いていますね。

岩壁には赤茶色の塗料で何かの模様が描かれています。
ロープに吊られてたくさんの布が飾られていて、よく見ると生物のような模様が描かれています。
ビスマルク? 鳥?
ここが特別な場所なのだろうと感じさせます。


そして、この写真で右の方にご注目。
わかるでしょうか、木の板で吊り橋が造られているのです。


浮き島を越えるのに橋を使って歩く必要があり、この島まで飛んで来られる乗り物もあり、
この儀礼装飾らしき造形をしそうな、文化的で器用な生き物とは!?


確実に言いきれるわけではありませんが、どうにもやはり、バヌバヌ族の聖地っぽいですよね。


ただ、ネバーリープとはかなり装飾の様式が異なるように見えます。
ここがどういった意味をもつものなのか、彼らの信仰体系や作られた年代の違いなどで、
くわしく語られる日を心待ちにしています。



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ゴールドソーサーの山登りアトラクション?
なんで今そんなもの思い出したの!?



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