2016年12月12日

崖の上の動力源



くるくる くるくる
まわるよ まわる 

はたけを つくれ
えがおを つくれ


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イディルシャイアの町はずれ、畑が広がっているところの一角に、奇妙な機械を見かけました。


石で作ったまっすぐな水路が、途中で円形の器のようになっていて、その中央に背の低い円筒が立っています。

円の直径は20ヤルム(18m)ほどあるでしょうか。


中央の円筒からは周囲に向かって8枚の羽根が出ています。

その羽根が水流を受けることで、円の中でくるくると回っていました。

そしてその羽根と連動するようにして、筒の内側にある小さな羽根もくるくるくる・・・


どうも、水圧を動力として利用した装置とみてまちがいなさそうです。

水流が外側の羽根を回す力で、内側の羽根が回っているということでしょうか。



建物の換気用動力?

地下資源の汲み上げ?



用途は定かではありませんが、何か、この集落の維持に欠かせない便利な装置なのでしょう。

畑の世話をするのはヒトで、こういう装置を供給するのはゴブリン族、という分業があったことが想像できました。



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