2017年10月20日

イヴァリース伝説、現在までのまとめ


美しきオアシスの廃都で、謎とロマンにあふれた地底探険へ出発!!



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クガネをおさんぽしていたら、記者を名乗る怪しい人物に声をかけられました。
その記者に、父親の行方を追ってほしいという女の子を紹介されて、「でも、ここじゃちょっと話せない。詳しくはあっちで・・・」と言われて案内されたのは、ゴージャスな巨大飛空艇!


あれよあれよと話に釣り込まれていくうちに、いつの間にやら、おとぎ話の舞台を駆ける壮大な冒険に・・・




と、まあ、前ふりはさておき。


イヴァリース伝説を追い求める家族と、砂漠の廃都ラバナスタに眠る歴史について、いろいろ話を聞いた結果、頭の中が混乱していませんか?

私は混乱しましたよ。
顔も知らない人物、行ったこともない土地の名前をたくさん聞かされて、混乱しないはずがありません。


なので、まとめて整理してみよう!と思いつきました。

気が向いた方は、どうぞ見ていってくださいませ。


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文章には、その正確さが判別しやすいように、色分けをしておきます。
フゥー、手堅い!



黒い字は、現時点で確定的な歴史的事実

オレンジ色の字は、おとぎ話として広く伝わっているイヴァリース伝説

青い字は、デュライ白書を解読して判った、「失われた伝承」



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(注意:以下、ネタばれを含み、とても長く、想像も混ざっています)
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ダルマスカ王国
東州オサード小大陸、ヤンサの南西に広がるダルマスカ砂漠一帯を支配していた王国。
最後はバナルガン王朝。約千年の間、王国は独立を保ったが、30年前にガレマール帝国によって滅ぼされ、属州となっている。
住人の中には他の属州民と同様に帝国兵となった者もいる。
為政者や住人について、種族や帝国占領後の行方といった詳細は明らかにされていない。



王都ラバナスタ
「砂漠の蒼い宝石」の異名を持つ美しい都だったが、帝国との戦争で破壊され、現在は廃墟。
ドマ、アラミゴに続いてガレマール帝国から独立すべく、ラバナスタでも蜂起しようとしたが、帝国軍に事前に察知されて粛正された。
遙か昔からあるらしく、かつては別の名で呼ばれていたこともあるようだ。

王都ラバナスタの基部を調べたジェノミス・レクセンテールらにより、数世代前の王朝がイヴァリースであったと推測されている。






イヴァリースと王都ルザリア
イヴァリースは、時代も不明、世界か国かもわからない、伝説上の地名。王朝と認識している者もいる。
英雄譚ゾディアックブレイブの舞台。
平民王ディリータの英雄譚はアトカーシャ王朝という時代とされる。

王都の名はルザリア。
(みよよ想像:王都や王朝と呼ぶということは、王政・君主制の王国だったのかな)

ラムザ・レクセンテールと冒険者らの調査により、ダルマスカ王国の都ラバナスタの地下深くに、ルザリアらしき都市遺跡が発見された。






ゾディアックブレイブ
恐ろしい悪魔や魔物、災いが起きると、12人の光の勇者(ゾディアックブレイブ)が現れ、イヴァリースに平和をもたらす。
ゾディアックブレイブは少なくとも8組ある。
占星術師メレンカンプ、聖人アジョラ、暗殺者アシュレイ・・・
もっとも時代の新しいのが、平民王ディリータ率いる新生ゾディアックブレイブ。

ガレアン人(ガレマール帝国の支配階級種族)に伝わる英雄譚で、おとぎ話と思われている。
また、その話に出てくる12人の英雄たちの総称でもある。
さかんに研究されているが、物語にバリエーションが多いため、イヴァリースの場所や存在していたかどうかも含め、どれが史実でどれが虚構なのかさっぱりわかっていない。



平民王ディリータの英雄譚
アトカーシャ王朝の時代、世継ぎを失ったことで、黒獅子公と白獅子公の二手に分かれて後継者戦争が勃発。
若者ディリータは11人の仲間とともに平和を取り戻すために奔走し、実現した。
グレバドス教会の命を受けて、伝説の12個の「聖石」を探索し、成功。
この12人は新生ゾディアックブレイブと呼ばれる。

ディリータがオヴェリア王女と結婚し国を引き継ぐという定番の物語と、即位の前に暗殺されたという物語など、複数のバリエーションがある。

ディリータは、妹ティータの死をきっかけに、かつて仕えた貴族・ベオルブ家と距離を取った。

デュライ白書によると、このとき、妹の死のきっかけとなった、親友ラムザとも仲違いをしている。







聖石
こぶし大の白いクリスタル。12個あるらしい。
イヴァリースに登場する神々が作った「聖なる遺物」とされ、
使う者の心しだいで善にも悪にも利用しうる、「願いを具現化する能力」を持つ。
イヴァリースの神話では神々の都ミュロンドを滅ぼしたが、ディリータの英雄譚ではイヴァリースを救った。
平民王ディリータの英雄譚によるとディリータらが集めたとされる。

デュライ白書によると、聖石はラムザが集めたと記されている。



異端者ラムザ(英雄ラムザ、ラムザ・ベオルブ)
デュライ白書にのみ登場する「存在を消された英雄」
平民王ディリータの活躍を、陰から支えたと記されている。

武家の棟梁として名高い貴族の出自、ベオルブ家の末弟で、平民王ディリータの親友。
ラムザはベオルブ家の使用人として育ったディリータと幼少期をともに過ごした。
ベオルブ家の当主バルバネス・ベオルブは、使用人のディリータに並外れた才覚を見いだし、士官学校へ通わせた。ラムザも共に通ったようだ。

平民王ディリータの英雄譚には、ベオルブ家でのラムザの兄たちの名が登場する。
(みよよ想像:兄たちは新生ゾディアックブレイブの一員だったということ?)

イヴァリースの国教を司るグレバドス教会の命に背いたことで、異端者として指名手配された。背いた理由は不明。
ベオルブ家では異端者と呼ばれたラムザをいない者として扱い、一切の記録からその名を削除した。

ラムザに仕えたオーラン・デュライが、「ラムザこそが真の英雄、ゾディアックブレイブその人だ」とデュライ白書に記した。







ルカヴィ
英雄譚で時折登場する悪しき魔物たち。

デュライ白書によると、悪しき心で聖石の力を解放した者が、異形の人外の者へ変容した結果とされる。
聖石はその魔物と一体化し、魔物を倒すとふたたびもとのクリスタルに戻る。

ラバナスタの地下にいたルカヴィは、古代神聖魔術により、そこに封じられていたようだ。
封じた人物と目的は不明。



冷血剣アルガス(剣士アルガス)
平民王ディリータの時代?に没落貴族として誕生し、真の貴族、王になろうとした。
憎しみから平民を虐げたが、ディリータの手で葬られた。

親から、財宝とともに聖石ドゥマを受け継いでいた。
アルガスは死の間際に聖石ドゥマの力を解放し、理性を失ったルカヴィ(魔物)となり、ディリータを窮地に追い詰めたが、ラムザとその仲間により討ち取られた。
(みよよ感想:ラムザとその仲間って誰?)

現代の旧王都ラバナスタに出現していた魔物が名乗った名前。
ただし、超える力を持つ冒険者だけがその言葉を聞くことができた。
曰く「朕はイヴァリースの王アルガスなり」「朕の眠りを妨げるはなにゆえか?」「貴様はベオルブ家の末裔か? ならば朕みずからの剣で葬るのみよ!」。

冒険者が倒したことで、魔物から聖石ドゥマの形に戻り、聖石がジェノミス・レクセンテールの身体を借りて出現させたことが判明した。
これは、デュライ白書に記された聖石の能力と一致した。
現代に再出現した理由は不明。

(アルガスが、冒険者のそばにいたラムザ・レクセンテールを見てベオルブ家の末裔と認識した。これはすなわち、アルガスが異端者ラムザの存在を立証してくれたことになるが、この声を冒険者しか聞いていないのが難点)



ディリータとラムザの仲違い
襲われていたアルガスを、ラムザが助けた。
アルガスは嫉妬からディリータの妹ティータを殺害した。
(みよよ想像:アルガスの嫉妬は、おなじ貴族でありながらラムザが没落していないことへ? ラムザに嫉妬したアルガスは、ラムザと親しいディリータへ、そしてその妹へと矛先を広げたのか?)
ディリータはアルガスを憎み、ラムザを責めた。ラムザは責任を感じ、ディリータと距離を置いた。






劇団「マジェスティック」
天才戯曲作家、ジェノミス・レクセンテールを擁する人気劇団。
ガレマール帝国の前皇帝、ソル・ゾス・ガルヴァスから寵愛され、舞台であり、団員の住居にもなる劇場艇「プリマビスタ」を拝領した。

冒険劇「ゾディアックブレイブストーリー」がヒット作となったが、ガレマール帝国の政府があいまいな伝説を嫌うために(みよよ想像:というより、革命劇を恐れるためだろう)、公演が禁止された。
それでも公演を中止しなかったために、劇団ごと国外追放となった。
帝国領内で公演できず、団員は徐々に減っているようだ。






ジェノミス・レクセンテール
ガレマール帝国を追放された人気劇団「マジェスティック」の、天才戯曲作家。
ラムザ(兄)とアルマ(妹)の父。真の名は、アラズラム・デュライ。

禁書として封印された真実の書「デュライ白書」の、草稿の写しを祖先のオーラン・デュライより受け継いでいる。
異端者ラムザの存在を立証し、彼の名誉を取り戻すためにイヴァリースを探すという目標があるので、国外追放をさほど気にしていないようだ。



オーラン・デュライ
ジェノミスらの祖先。
英雄ラムザとともに冒険をし、最終的に平民王ディリータに仕えた男。
イヴァリースの内乱、獅子戦争終結後に、ラムザにまつわる数々の真実を世に出そうとしていたが、異端審問にかけられ、火刑に処された。






デュライ白書
英雄ラムザにまつわる数々の真実を書いてあるとされ、「デュライ白書」は当時の宗教界の手によりどこかへ禁書として封印された。

古代イヴァリース語で書かれており、現在は解読困難な文書。「真実の書」とも呼ばれる。
その「草稿の写し」を、レクセンテール一家が持っている。



ラムザ(兄)とアルマ(妹)
イヴァリース伝説に登場する兄妹。
また、現代の、ジェノミスの息子と娘につけられた名でもある。



古代イヴァリース語を解読するためのメモ
デュライ白書に書かれた古代イヴァリース語を解読するために、ジェノミス・レクセンテールらが作成していた資料。
バンガ族の盗賊バッガモナン一味に奪われた。






ラバナスタに現れた獣人
バンガ族
前方に突出した大きな口、筋肉質で引き締まった身体をもち、ワニを思わせる外見の獣人。二足歩行。
頭、肩、上背部を、緑色や灰色のウロコで覆われ、「トカゲ」と自称することもある。




シーク族
でっぷりと太った身体に短い手足、大きく開いた鼻の穴、長く垂れ下がった耳をもち、ブタを思わせる外見の獣人。二足歩行。
背部は単色で、灰緑色、灰青色、茶褐色など、個体によって異なる。腹部は明褐色。





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はーはー・・・


長々とおつきあいくださり、ありがとうございます。

まとめてみると、この冒険で見聞きした情報のいかに多いかに驚かされました。



困ったことに、ここまでまとめてくる間にも、どんどんと新たな疑問が湧いてきました。
ついでに書き残しておきます。

いつか解明される日が来るのかな?


【疑問メモ】

ガレマール帝国とダルマスカ王国の関係は?

イヴァリース伝説はヤンサのダルマスカ砂漠の伝承なのに、それがどういう経緯で、ガレマール帝国のおとぎ話になったのか。

没落貴族の子、アルガスは「誰に」襲われていた?
ラムザはアルガスをなぜ、どうやって助けた?
アルガスの嫉妬について、詳細に触れられていないが、何についての嫉妬?

伝説の異端者ラムザの妹、アルマは、どんな役割を果たしたのだろうか。




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10月21日(土) 22時
Alexander鯖 ラベンダーベッド10区28番

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プラチナリボン運動

3 件のコメント:

  1. 疑問の多くはFFTをプレイすれば解決します

    シミュレーション要素があるので得意不得意があると思いますが面白いので是非

    返信削除
  2. liz@マンドラ2017年10月20日 14:23

    たしか2.xのガレマール帝国側のムービーで徴兵されたダルマスカの人が出てきていたはず。
    ネロさんも登場してるやつだったかと……うろ覚えでもうしわけなす……

    返信削除
  3. キャス・コッチャ2017年10月21日 16:40

    やっぱりFFT知ってないとわからないネタなのねー。3部作でまとめないといけないから詰め込んじゃう事になるだろうけど、知ってなくても楽しめるお話にしてくれるといいんだけど。
    エオルゼアでも語られている十二賢者やゾディアックブレイブのお話も同じモノなのかな?そもそもその辺りはFFTからもってきてるお話ってこと?わからない事だらけw

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