2018年4月19日

嵐を呼ぶは妖異か、それとも・・・

先日の記事で、さらりと「エウレカは風の災厄で」みたいに書きました。

一応、その根拠として「竜巻が群れを成して立ち上り、木々をなぎ払い、暴風が吹き荒れる土地である」と説明したつもりでした。


でも書いたあとで、『風は災厄の原因? それとも結果?』と気になってきました。




この島に、一体何が起きているのか。

魔物たちと、風の関係は?



そのヒントを求める私は、「禁断の地 エウレカ」へ向かう船にふたたび飛び乗ったのでした。











この島で暴威を振るう魔物が、どんなヤツらなのかを見てみましょう。


一番恐ろしいのは、パズズさん。

またの名を暴風の魔王。風を操る大妖異らしいです。


ということは、この島に風が吹き荒れるのは、パズズのせいなのかな?



それと、妖異ってことは、例によってヴォイドなる異世界との関係があるのかな。

彼がいたニューヴォイドという名の洞窟との関係も気になります。







「魔の王妃」ラマシュトゥさんは、パズズの奥さんなのだとか。

魔王と王妃。同じく妖異なのかな。

こちらは風にまつわる話はないようです。

旦那さんについてきちゃったのね。




この地に出現した妖異はこの2体だけではありません。

どんどん見ていきましょう。





妖異であることが明らかになっているのは、たとえばこちら。

キング・ハズマットは、炎をまとった魔物たちの王様のようです。


風の強いところだけど、子分たちも王様も、がんばってください。






子分と親分はこちらにも。

首無し騎士のデュラハンを助けに出陣したのは、勝利の騎士「ホワイトライダー」。

妖異の世界にも、騎士道はあるのかな。







アマロックという名の魔犬にも出会えました。

三つ首の犬といえば、クリスタルタワーから突入したヴォイド、通称「闇の世界」にいたケルベロスを思い出します。


向こうにはああいう犬はけっこういるんでしょうか。





ドラゴン型の妖異、ドラゴンフォシルを駆除していると応援に駆けつけるのがファヴニルという巨大竜です。

子分と親分の関係は、いろんな種族にあるようです。






少し変わったところで、妖異そのものではないようですが、「死骸に妖異の魂が憑依した」という魔物を2種類、見かけました。


ひとつめは「カイム」。






もうひとつは、「ボンバディール」。



ヒトをきちんと供養してやらないと妖異に取り憑かれちゃうって言いますよね。(言うのです)

死骸に妖異が悪さして恐ろしい魔物に変貌させてしまうのは、もとの生物の知能の高低には関係ないのでしょう。






それから、妖異を駆除した影響で出てきちゃったのがナンバーズ。


不気味かわいいぬいぐるみで、お気に入りです。








ジャハンナムさんは、強風の妖精。

縄張りの風が変化した! といって怒っていました。

今回の風の変化は私たち冒険者が「ノ」と言いながら引き起こしたもの。

おさわがせしてごめんね。



ジャハンナムは妖異ではない?

妖異が来る前からこの島にいるのかな?







怪物はほかにもいるけれど、残りの連中に、妖異の気配は匂いません。

自生している植物とか。






ヌシ的なタコとか。







羽毛をまとった大女の外見をもつテレスは、セイレーンと似た種類の、歌声を武器にする魔物です。

一見すると高位の妖異と勘違いしそうですが、魔物分類学によれば妖異とは見なされていません。







りっぱな名をもつ虫もいました。






クマの死骸が動いているのもいました。

同じ死骸でも、妖異ではなく、寄生植物のせいだそうな。

そういうの、低地ドラヴァニアのモシャーヌ植物園でも見ることができましたね。







サソリ社会にも上下関係があるとは驚きです。






わかるぅ~。

がんばって雑草を抜いても、すぐまた別の雑草が生えるんだよね。






10000トンズスイングが来るぞー!

逃げろー!







餌食を求めて古代獣も現れました。

古代獣(恐竜)は、雲海の浮島、ディアデム諸島にいるばかりとは限らないようです。






エサ場として、鳥たちにも人気のバル島。

小鳥を食べるのもいいけど、美味しそうな果実もあるから、怒りを静めてほしいところ。







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さて。




住人の消えた島。

吹き荒れる風と、各所で見かける異界<ヴォイド>の妖異たち。

地図にニューヴォイドという名で記された洞窟。





私の抱いていた風の災厄のイメージを裏付けるように、風にまつわる情報がちらほら見られました。

それから、魔物の情報をまとめているうちに、ヴォイドの関わりが気になってきました。






ヴォイドとこの世界との間には、ザルのように穴のあいた障壁があるふうに聞いたことがありませんか?

その壁は、インプのような弱っちい妖異はほいほい通れるけれども、強い力を持った妖異は遮られてしまって通れないのだそうです。






そこで、ヴォイドが関わる事件を思い出してみてください。

いまバル島を襲っているのは強力な妖異たちでしょ。

こういう連中がこの世界に現れたときは、決まってヴォイドからそれらを呼び込もうとした人物の存在がありました。



うーむ。

誰が?





このバル島の属するシャーレアンといえば、学術都市国家でしょ?

第五星歴のマハのように生臭い目的で、「悪どいヤツらがヴォイドを利用して自陣営の勢力強化を試みた」というシナリオは、シャーレアンの国風にそぐわない気がします。




それとも、まさか・・・

シャーレアン人自身が、この地にヴォイドを再現しようとした・・・?

・・・まさか、科学的好奇心で?





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調べたことメモ

ハズマット
HAZMAT - Hazardous Materials(危険物)の略

ジャハンナム
イスラム語のJahannam、英語のゲヘナ(Gehenna)
古代、エルサレムの市外にあった谷であり、ゴミや亡骸の焼却場。
キリスト教において地獄に喩えられる。

水蠍
サソリはもともと水生だったのが陸上生活に進化したという説がある。


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