クガネをおさんぽ中に、記者を名乗る人物に頼まれごとをされたのがきっかけでした。
それは、とある少女の父親探しを手伝ってほしいという依頼。
その失踪したという父親は、ガレマール帝国の有名な劇作家で・・・
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イヴァリース伝説にまつわる、歴史や伝承や、実在の場所。
それを追い求める人々。
壮大な冒険劇の始まりとともに、私の頭は情報量にパンクしました。
パーン!
先日はじめてラバナスタに到達したときに、それらの情報をがんばって整理して、記事を書いたのですよ。
これでもう安心、と思いきや、最近ふたたび新たな事件が巻き起こりました。
クガネやラバナスタから足を延ばして、遠く南洋のリドルアナに立つ大灯台まで行ってきたわけです。
が、そしたら案の定、情報が増えますよね。
が、そしたら案の定、情報が増えますよね。
今まとめておかなければ!
頭の容量が!
さてさて、そんなわけで今回は、イヴァリース伝説に関係して、ここまでに明らかにされた情報をまとめた記事です。
前回の記事に追記する形でまとめたので、大幅増量です。ご注意ください。
それでも気が向いた方は、どうぞ見ていってくださいませ。
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(注意:以下、ネタばれを含み、とても長く、想像も混ざっています)
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(注意:以下、ネタばれを含み、とても長く、想像も混ざっています)
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文章には、その正確さが判別しやすいように、色分けをしておきます。
黒い字は、現時点で確定的な歴史的事実
黒い字は、現時点で確定的な歴史的事実
(つい最近、冒険者の目の前で起きたことも含む)
オレンジ色の字は、おとぎ話として広く伝わっているイヴァリース伝説
青い字は、デュライ白書を解読して判った、「失われた伝承」
オレンジ色の字は、おとぎ話として広く伝わっているイヴァリース伝説
青い字は、デュライ白書を解読して判った、「失われた伝承」
また、今回新たに追加した部分には、目印として【New】をつけてあります。
それでは、はじまりはじまり。
リドルアナ(リドルアナ大瀑布) 【New】
ラバナスタからはるか南、バルナード海の海上にある、地獄へと続くと伝えられる巨大な穴。
周囲の海水が流れ込み大瀑布(滝)となっている。
穴のできた経緯は後述。
穴底を目指し、幾人もの探検家が飛空艇を飛ばしたが、滝が起こす乱気流と水圧によって墜落してしまうため、穴の内部は謎に包まれたままである。
聖塔リドルアナ(リドルアナ大灯台) 【New】
大穴・リドルアナの縁にある小島にそびえる、大きな灯台。
リドルアナ近海を航行する船舶が穴に落ちないように注意を促すために建設されたと伝わっている。
誰がいつ建てたのかは不明で、とにかく大昔らしい。
最近までダルマスカ王国が管理・運営してきたが、30年前に王国が滅亡し帝国の属州となってからは放置されて無人となり、魔物の巣窟となった。
イヴァリース時代に書かれたデュライ白書には、バルナード海は記載されているが、大穴については記載されていない。
このことから、ジェノミスら親子は、イヴァリース時代より後になって大穴が出現したと推測した。
(みよよ注:)イヴァリース時代に、最初の小さな穴ができた。小さかったのでデュライ白書に記録されず、後世になって穴が大きくなった。
冒険者らの調査により、伝説上の機工都市「ゴーグ」の遺跡であると推定された。
灯台の入口には、「これなるは天に等しき高みへの塔」という、古の碑文が遺っている。
非常に高い灯台で、頂上付近に到達したモーグリが「高度5000ヤルム(約4500メートル)まで飛んできちゃったクポ?」と驚いている様子が見られる。
灯台内部は巨大な歯車や水柱、転送装置などの機工装置が稼働している。また、守護者と呼ばれる機工兵器が労働や勉学を指導するといった、独特な生活感も見られる。
機工都市ゴーグ 【New】
イヴァリース伝説に登場する都。
飛空艇、機工兵器などの発明が最初になされたとされる。
ゴーグ人は魔法を使えなかったようだ。
狭小な土地に築かれた都市は、上へ上へと増改築されて、巨大な塔になったとされる。
また、謎の爆発事故により都市の上半分が消失し、ゴーグの民は都を放棄した。
労働六号と呼ばれる機動兵器とラムザ・ベオルブが交戦した際、兵器の放った攻撃が都市の中層部を消失させ、都市の足元の海に別の異空間へとつなぐ亀裂を作り出したという。
(ジェノミスの推測:)爆発の後、海底の亀裂に海水が落ちる巨大な滝ができ、その水流が崖っぷちを削る作用で穴が広がっていったようだ。
ゴーグは、その位置も、存在自体も実証されていない。
冒険者らの調査により、聖塔リドルアナこそが、かつての機工都市ゴーグだったと推測された。
デュライ白書の記述と組み合わせることで、「爆発事故によって都市の上半分が消失したとき、リドルアナの大穴が生まれた。放棄された都市の下半分を後世のダルマスカ王国が灯台として再利用した」と推測された。
爆発事故を招いたゴーグの民は、この地の人々から疎まれ、ゴーグを去った。
ガレマール帝国のルーツである共和制ガレマールは、元々7つの部族が集まったガレアン族が建国したとされる。
劇場艇の一行は、「北州イルサバード大陸へ流れ着いたゴーグの民が、ガレアン族の始祖七部族の一つとなった」と推測している。
ダルマスカ王国
東州オサード小大陸、ヤンサの南西に広がるダルマスカ砂漠一帯を支配していた王国。
最後はバナルガン王朝。約千年の間、王国は独立を保ったが、30年前にガレマール帝国によって滅ぼされ、属州となっている。
ガレマール帝国によるダルマスカの占領は、ドマ占領より5年前、アラミゴ制圧の10年前にあたる。
住人の中には他の属州民と同様に帝国兵となった者もいる。
王都ラバナスタを守る最後の砦、ナルビナ城砦の陥落の中で王の息子・ラスラ王子とその妹・アーシェ王女が戦死したことで、王は降伏したと言われる。
占領からしばらく後、王の病死により王朝は断絶した。自殺とも暗殺とも噂されている。
属州となってから30年。【New】
そのうち現在までの20年間には幾度となく反乱が発生した。数年前の「バルハイムの反乱」では、反乱軍・帝国軍ともに多くの戦死者を出した。
そのうち現在までの20年間には幾度となく反乱が発生した。数年前の「バルハイムの反乱」では、反乱軍・帝国軍ともに多くの戦死者を出した。
このとき帝国軍には第XIV軍団が援護に加わった。リウィア・サス・ユニウスは、苛烈な反逆者狩りにより「ダルマスカの魔女」と恐れられた。
現在も反乱軍が多数、地下に潜伏しているらしい。 【New】
反乱軍を率いているのはアーシェ王女を名乗る十代後半の少女らしいが、アーシェ本人は戦死したのが確かなので偽物とみられる。
王都ラバナスタ
「砂漠の蒼い宝石」の異名を持つ美しい都だった。
つい最近の、ドマとアラミゴの解放に触発されて、ラバナスタでも反乱が蜂起したが、帝国軍に事前に察知されて粛清を受け、失敗に終わった。
帝国が占領することになっても始めは都市の破壊は少なく、帝国の一般市民による観光旅行も可能であった。【New】
しかし度重なる反乱と鎮圧によって破壊しつくされ、現在は廃墟となっている。
しかし度重なる反乱と鎮圧によって破壊しつくされ、現在は廃墟となっている。
遙か昔からあるらしく、かつては別の名で呼ばれていたこともあるようだ。
王都ラバナスタの基部を調べたジェノミス・レクセンテールらにより、数世代前の王朝がイヴァリースであったと推定されている。
イヴァリースと王都ルザリア
イヴァリースは、時代も不明、世界か国かもわからない、伝説上の地名。王朝と認識している者もいる。
英雄譚ゾディアックブレイブの舞台。
平民王ディリータの英雄譚はアトカーシャ王朝という時代とされる。
王都の名はルザリア。
ラムザ・レクセンテールと冒険者らの調査により、ダルマスカ王国の都ラバナスタの地下深くに壮麗な都市遺跡が発見され、ルザリアであると推定された。
ゾディアックブレイブ
恐ろしい悪魔や魔物、災いが起きると、12人の光の勇者(ゾディアックブレイブ)が現れ、イヴァリースに平和をもたらす。
ゾディアックブレイブは少なくとも8組ある。
占星術師メレンカンプ、聖人アジョラ、暗殺者アシュレイ・・・
もっとも時代の新しいのが、平民王ディリータ率いる新生ゾディアックブレイブ。
ガレアン人(ガレマール帝国の支配階級種族)に伝わる英雄譚で、おとぎ話と思われている。
また、その話に出てくる12人の英雄たちの総称でもある。
さかんに研究されているが、物語にバリエーションが多いため、イヴァリースの場所や存在していたかどうかも含め、どれが史実でどれが虚構なのかさっぱりわかっていない。
平民王ディリータの英雄譚
イヴァリースはアトカーシャ王朝の時代、世継ぎを失ったことで、黒獅子公と白獅子公の二手に分かれて後継者戦争が勃発。
若者ディリータは11人の仲間とともに平和を取り戻すために奔走し、実現した。
グレバドス教会の命を受けて、伝説の12個の「聖石」を探索、収集することに成功。
この12人は新生ゾディアックブレイブと呼ばれる。
ディリータがオヴェリア王女と結婚し国を引き継ぐという定番の物語と、即位の前に暗殺されたという物語など、複数のバリエーションがある。
ディリータはイヴァリースを建国したとも言われている。
(みよよ推測:)旧イヴァリースの内乱を平定、革命によって新生イヴァリースを建国したという意味だろう。 【New】
ディリータは、妹ティータの死をきっかけに、かつて仕えた貴族・ベオルブ家と距離を取った。
デュライ白書によると、このとき、妹の死のきっかけとなった、親友ラムザとも仲違いをしている。
異端者ラムザ(英雄ラムザ、ラムザ・ベオルブ)
デュライ白書にのみ登場する「存在を消された英雄」。
平民王ディリータの活躍を、陰から支えたと記されている。
武家の棟梁として名高い貴族の出自、ベオルブ家の末弟で、平民王ディリータの親友。
ラムザはベオルブ家の使用人として育ったディリータと幼少期をともに過ごした。
ベオルブ家の当主バルバネス・ベオルブは、使用人のディリータに並外れた才覚を見いだし、士官学校へ通わせた。ラムザも共に通ったようだ。
平民王ディリータの英雄譚には、ベオルブ家でのラムザの兄たちの名が登場する。
(みよよ想像:兄たちは新生ゾディアックブレイブの一員だった?)
イヴァリースの国教を司るグレバドス教会の命に背いたことで、異端者として指名手配された。(背いた理由は不明)
ベオルブ家では異端者と呼ばれたラムザをいない者として扱い、一切の記録からその名を削除した。
ラムザに仕えたオーラン・デュライが、「ラムザこそが真の英雄、ゾディアックブレイブその人だ」とデュライ白書に記した。
ジェノミス・レクセンテールとバッガモナンが所有する、2つのネックレスに関わっているとみられている。【New】
デュライ白書にのみ登場する「存在を消された英雄」。
平民王ディリータの活躍を、陰から支えたと記されている。
武家の棟梁として名高い貴族の出自、ベオルブ家の末弟で、平民王ディリータの親友。
ラムザはベオルブ家の使用人として育ったディリータと幼少期をともに過ごした。
ベオルブ家の当主バルバネス・ベオルブは、使用人のディリータに並外れた才覚を見いだし、士官学校へ通わせた。ラムザも共に通ったようだ。
平民王ディリータの英雄譚には、ベオルブ家でのラムザの兄たちの名が登場する。
(みよよ想像:兄たちは新生ゾディアックブレイブの一員だった?)
イヴァリースの国教を司るグレバドス教会の命に背いたことで、異端者として指名手配された。(背いた理由は不明)
ベオルブ家では異端者と呼ばれたラムザをいない者として扱い、一切の記録からその名を削除した。
ラムザに仕えたオーラン・デュライが、「ラムザこそが真の英雄、ゾディアックブレイブその人だ」とデュライ白書に記した。
ジェノミス・レクセンテールとバッガモナンが所有する、2つのネックレスに関わっているとみられている。【New】
ルカヴィ
英雄譚で時折登場する悪しき魔物たち。
デュライ白書によると、悪しき心で聖石の力を解放した者が、異形の人外の者へ変容した結果とされる。
聖石はその魔物と一体化し、魔物を倒すとふたたびもとのクリスタルに戻る。
ラバナスタの地下にいたルカヴィは、古代神聖魔術により、そこに封じられていたようだ。
封じた人物と目的は不明。
冷血剣アルガス(剣士アルガス)
イヴァリース時代に没落貴族として誕生し、真の貴族、王になろうとした。
憎しみから平民を虐げたが、ディリータの手で葬られた。
親から、財宝とともに聖石ドゥマを受け継いでいた。
アルガスは死の間際に聖石ドゥマの力を解放し、理性を失ったルカヴィ(魔物)となり、ディリータを窮地に追い詰めたが、ラムザとその仲間により討ち取られた。
デュライ白書によると、悪しき心で聖石の力を解放した者が、異形の人外の者へ変容した結果とされる。
聖石はその魔物と一体化し、魔物を倒すとふたたびもとのクリスタルに戻る。
ラバナスタの地下にいたルカヴィは、古代神聖魔術により、そこに封じられていたようだ。
封じた人物と目的は不明。
冷血剣アルガス(剣士アルガス)
イヴァリース時代に没落貴族として誕生し、真の貴族、王になろうとした。
憎しみから平民を虐げたが、ディリータの手で葬られた。
親から、財宝とともに聖石ドゥマを受け継いでいた。
アルガスは死の間際に聖石ドゥマの力を解放し、理性を失ったルカヴィ(魔物)となり、ディリータを窮地に追い詰めたが、ラムザとその仲間により討ち取られた。
現代の旧王都ラバナスタに出現していた魔物が名乗った名前。
ただし、「超える力」を持つ冒険者だけがその言葉を聞くことができた。
曰く「朕はイヴァリースの王アルガスなり」「朕の眠りを妨げるはなにゆえか?」「貴様はベオルブ家の末裔か? ならば朕みずからの剣で葬るのみよ!」。
冒険者が倒したことで、魔物から聖石ドゥマの形に戻り、聖石がジェノミス・レクセンテールの身体を借りて出現させたことが判明した。
これは、デュライ白書に記された聖石の能力と一致した。
現代に再び出現した理由は不明。
(みよよ注:)ルカヴィのアルガスが、冒険者のそばにいたラムザ・レクセンテールを見てベオルブ家の末裔と認識した。これはすなわち、アルガスが伝説上の異端者ラムザの存在を立証してくれたことになる。
デュライ白書に、アルガスがイヴァリースの王であった記録はなく、獅子戦争で戦死したと記されている。【New】
ただし、「超える力」を持つ冒険者だけがその言葉を聞くことができた。
曰く「朕はイヴァリースの王アルガスなり」「朕の眠りを妨げるはなにゆえか?」「貴様はベオルブ家の末裔か? ならば朕みずからの剣で葬るのみよ!」。
冒険者が倒したことで、魔物から聖石ドゥマの形に戻り、聖石がジェノミス・レクセンテールの身体を借りて出現させたことが判明した。
これは、デュライ白書に記された聖石の能力と一致した。
現代に再び出現した理由は不明。
(みよよ注:)ルカヴィのアルガスが、冒険者のそばにいたラムザ・レクセンテールを見てベオルブ家の末裔と認識した。これはすなわち、アルガスが伝説上の異端者ラムザの存在を立証してくれたことになる。
デュライ白書に、アルガスがイヴァリースの王であった記録はなく、獅子戦争で戦死したと記されている。【New】
ルカヴィとなって出現したアルガスは「イヴァリースの王」を自称していた。【New】
このことから、剣士アルガスの「切なる願い」は、自らの非力さへの嘆きと力の希求であったと推測された。
このことから、剣士アルガスの「切なる願い」は、自らの非力さへの嘆きと力の希求であったと推測された。
ディリータとラムザの仲違い
襲われていたアルガスを、ラムザが助けた。
アルガスは嫉妬からディリータの妹ティータを殺害した。
(みよよ想像:アルガスの嫉妬は、おなじ貴族でありながらラムザが没落していないことへ? ラムザに嫉妬したアルガスは、ラムザと親しいディリータへ、そしてその妹へと矛先を広げたのか?)
ディリータはアルガスを憎み、ラムザを責めた。ラムザは責任を感じ、ディリータと距離を置いた。
聖石
こぶし大の白いクリスタル。12個あるらしい。
イヴァリースに登場する神々が作った「聖なる遺物」で、神が王になる者に贈ったとされる。
使う者の心しだいで善にも悪にも利用しうる、「願いを具現化する能力」を持つ。
イヴァリースの神話では神々の都ミュロンドを滅ぼしたが、ディリータの英雄譚ではイヴァリースを救った。
平民王ディリータの英雄譚によるとディリータらが集めたとされる。
デュライ白書によると、聖石はラムザが集めたと記されている。
デュライ白書によると、聖石はラムザが集めたと記されている。
ラムザらは聖石を使って、亡くなったばかりの者の蘇生も行った。
聖石は自然にできたものではなく、人工物であるようだ。 【New】
ミコトの解析により、聖石は「切なる願い(人の感情や意志)」のエーテルを吸収、保存、増幅して、外部からの刺激で再生(物理的に具現化)する特性を持つことが判明した。これは伝説上の聖石の性質と一致している。
意志の再生がくり返されることで吸収されたエーテルが切れる(空っぽになる)と再生は停止するが、再び誰かの「特定」のエーテルを求め始める。
一つの聖石は様々な人物から様々な内容の「切なる願い」を吸収するが、それらは共通する傾向をもつようだ。
聖石は魔物(ルカヴィ)を具現化・出現させることがある。 【New】
同じ聖石を用いると、同じルカヴィになるわけではなく、姿や強さは、聖石の使用者の意志に影響されているようだ。
また、聖石が具現化させた魔物(ルカヴィ)は、「壊れた蓄音機のように」同じ言葉をくり返す。これは記録された「切なる願い」だけをひたすら再生しているにすぎないからと推測されている。
聖石をつくった人物が誰なのか、その目的、エーテルを取り込ませる方法、複数ある聖石の共通性や差異については不明。 【New】
願いを具現化する点で、聖石と、神降ろし(蛮神の召喚)は似ている。 【New】
しかし、神降ろしはクリスタルをエネルギー源とし、聖石は、聖石そのものが利用者の願いを能動的に具現化しようとする点で異なる。
(みよよの推測:)ついでに、現世に顕現した蛮神が物事を判断したり会話したりできる知的存在であるのに対し、ルカヴィが問答無用の戦闘マシンとなる点でも、この2つの現象には差がある。
聖石ドゥマ 【New】
アルガスが、親から財宝とともに受け継いでいた聖石。
獅子戦争の最中、アルガスは死に際して聖石ドゥマの力を解放し、ルカヴィとなった。
ルザリア遺跡を訪れたジェノミス・レクセンテールの身体を借り、ルカヴィとしての冷血剣アルガスを出現させた。
これまでも誰かが遺跡を訪れるたびに、アルガスの「切なる願い」を再生していたようだ。
冒険者が冷血剣アルガスを討伐したことで、エーテルを全て発散して空っぽになったようだ。
しかしこの直後、武装したバッガモナン一味によって強奪された。
聖石ドゥマは盗賊バッガモナンの精神に錯乱をもたらし、聖塔リドルアナへ向かわせた。バッガモナンに恐怖と幻覚を見せている。
ミコトによれば、バッガモナンを操り、彼の魂を食べようとしているという。
バッガモナンの「切なる願い」を承け、瀕死の彼を蘇生し、さらにルカヴィ「鬼龍ヤズマット」へと変貌させた。
この聖石は、「力を求める心」や「負の感情」を好んで吸収し、ルカヴィ化する性質をもつようだ。
これは聖石にエーテルを取り込ませる方法のヒントと言えそうだ。
聖石ドゥマがバッガモナンに語りかけていた。【New】
聖石ドゥマがバッガモナンに語りかけていた。【New】
彼に「魂を解き放ち、契約の韻を唱えよ」と語りかけ、バッガモナンは「戦士は剣を手に取り、記憶をその……に刻み、技をそ……石に託す、……より……れ……石に……継がれる」とつぶやいた。
聖石オティス 【New】
ディリータが集めたとされる聖石の一つ。
ジェノミスが、かつてダルマスカ砂漠の調査で発掘し、所有している。
ジェノミスによれば「物語を語りかけてくる石」。
ジェノミスによれば「物語を語りかけてくる石」。
娘のアルマによれば、この石はジェノミスに語りかけて精神を変調させ、さらに彼をイヴァリース調査に傾倒させたという。
アルマも、男性とも女性ともわからないか細い声を聞いたという。
バッガモナンが聖石ドゥマを持っていた期間よりは長く、ジェノミスは聖石オティスを保有している。
しかし、今のところジェノミスの「切なる願い」を取り込んではおらず、空っぽの状態である。
しかし、今のところジェノミスの「切なる願い」を取り込んではおらず、空っぽの状態である。
この聖石の「切なる願い」の好みは不明。
劇団「マジェスティック」
天才戯曲作家、ジェノミス・レクセンテールが魔導院時代に結成した劇団。
ガレマール帝国の前皇帝、ソル・ゾス・ガルヴァスから寵愛されて、劇団の舞台であり、団員の住居にもなる劇場艇「プリマビスタ」を拝領した。
現在のヴァリス・ゾス・ガルヴァス皇帝になってからは、体制から疎まれている。
冒険劇「ゾディアックブレイブ・ストーリー」がヒット作となった。
しかし、もともと反体制的な言動が目立つジェノミスが、この成功でさらに発言力を強め、世論を煽動するようになることを恐れた帝国政府は、取り締まりを強め、支持者やスポンサーが離れていき、やがて劇団は公演不能となった。
(みよよ推測:ディリータ王のゾディアックブレイブ・ストーリーは「平民が起こした革命の物語」だから、内容面でも危険視されたのだろう)
(みよよ注:前回の記事では「帝国を追放された」と書きましたが、再確認したところ追放を明言されておらず、「締めつけられて出国せざるを得ない状況に追い込まれた」というのが正しいようです)【New】
ジェノミス・レクセンテール
ガレアン族の男性。ガレマール帝国を追放された人気劇団「マジェスティック」の、天才戯曲作家。
ラムザ(兄)とアルマ(妹)の父。
文化の力で、荒れた帝国情勢を正そうと情熱を燃やしたが、現体制下では「反体制的」とみなされていた。
平民王ディリータがイヴァリースを建国する英雄譚、「ゾディアックブレイブ・ストーリー」を舞台演劇にしたものが帝国内で大ヒットを納めた。
その続編として、もう一人の英雄、ラムザ・ベオルブにフォーカスした「真のゾディアックブレイブ・ストーリー」を作ろうとしていた。
イヴァリース伝説に執着し、歴史的事実であると証明すべく、ダルマスカ砂漠で何度か発掘調査を行ってきた。【New】
その中で聖石オティスを入手した。
「この石が自分に物語を語りかけてくる」と述べていたが、やがて聖石(または亡き妻)と会話するかのように精神に変調を来し、イヴァリースの調査に没頭していった。
息子のラムザを連れてのラバナスタの発掘調査中に魔物の襲撃を受けてはぐれ、行方不明となったことで、アルマから冒険者へ捜索依頼を出されることとなった。
真の名は、アラズラム・デュライ。
禁書として封印された真実の書「デュライ白書」の、草稿の写しを祖先のオーラン・デュライより受け継いでいる。
異端者ラムザの存在を立証し、史実として記すのを、一族の使命と考えている。
異端者ラムザの存在を立証し、史実として記すのを、一族の使命と考えている。
またそれが、異端者とされたオーランの名誉を取り戻すことにもなる。
妻のティアは女優で、彼女のために戯曲を書くうちに恋仲となり、17年前に長男ラムザを身篭もったときに結婚。【New】
劇団を大きくするために夫婦で奮闘したが、肺を病む流行病により、10年前に死別した。
ジェノミスは「今でも会いたい。聖石が死者を蘇らせるなら、彼女を蘇らせたい」と話す。
オーラン・デュライ
英雄ラムザとともに冒険をし、最終的に平民王ディリータに仕えた男。
イヴァリースの内乱、獅子戦争終結後に、ラムザにまつわる数々の真実を世に出そうとしていたが、異端審問にかけられ、火刑に処された。
ジェノミスら一家の祖先。
英雄ディリータのみならず、もう一人の英雄ラムザにまつわる数々の真実を書いてある。
獅子戦争終結後に発表しようとしたが、当時の宗教界の手により禁書として封印された。
「真実の書」とも呼ばれる。古代イヴァリース語で書かれており、現在は解読困難な文書。
その「草稿の写し」を、レクセンテール一家が持っている。
デュライ一族はその一部を解読することに成功している。
「真実の書」とも呼ばれる。古代イヴァリース語で書かれており、現在は解読困難な文書。
その「草稿の写し」を、レクセンテール一家が持っている。
デュライ一族はその一部を解読することに成功している。
古代イヴァリース語を翻訳・解読するための手帳
デュライ白書に書かれた古代イヴァリース語をデュライ一族が研究し、作成した「解読書」。
ジェノミスが持っていたが、ルカヴィの冷血剣アルガスを冒険者が討伐した直後、バンガ族の盗賊バッガモナン一味に奪われた。
デュライ白書に書かれた古代イヴァリース語をデュライ一族が研究し、作成した「解読書」。
ジェノミスが持っていたが、ルカヴィの冷血剣アルガスを冒険者が討伐した直後、バンガ族の盗賊バッガモナン一味に奪われた。
バッガモナン一味のうち、頭領のバッガモナンを除くメンバーが、突如、劇場艇に現れた。 【New】
彼らはこの手帳をジェノミスらに返却し、失踪したバッガモナンの捜索を懇願した。
バッガモナンが手帳に書き足した「リドルアナ」の文字を見た劇場艇一行は、リドルアナ灯台へ向かったとされるバッガモナンを追うことにした。
ラムザ(兄)とアルマ(妹)
ジェノミスの息子と娘。
ラムザ少年は、父と同じく、イヴァリース伝説の解明に意欲的である。17歳くらい。【New】
ラムザ少年は、父と同じく、イヴァリース伝説の解明に意欲的である。17歳くらい。【New】
ガレアン人以外を寄せ付けまいとする発言や、獣人種族への侮辱的発言が目立つ。リナ曰く、やさぐれた性格。家族思いでもある。
聖塔リドルアナでバッガモナンが落としたネックレスに触れようとしたときに気絶した。このとき、エーテルが混ざった状態(モーグリ談)となり、何者かの精神を吹き込まれたように奇妙な言動を示すようになった。
アルマ少女は、父親と兄がイヴァリースの調査を進めるのを恐れている。 【New】
父親が所有する聖石オティスが声を発したのを聞いたことがあるという。
また、アルマ少女は、母親の形見であるネックレスをつけている。
(みよよ想像:)調査のために外出しがちな父の代わりに預かっているのかも?
イヴァリース伝説に同名の兄妹が登場する。伝説上の人物については別記。
バンガ族
前方に突出した大きな口、筋肉質で引き締まった身体をもち、ワニを思わせる外見の獣人。二足歩行。
頭、肩、上背部を、緑色や灰色のウロコで覆われている。
前方に突出した大きな口、筋肉質で引き締まった身体をもち、ワニを思わせる外見の獣人。二足歩行。
頭、肩、上背部を、緑色や灰色のウロコで覆われている。
彼らにとって「トカゲ」と呼ぶのは侮辱的である。
バッガモナン一味 【New】
ラバナスタ周辺で暴れる盗賊団。
バッガモナン(頭領、男性)、ブワジ(男性)、ギジュー(男性)、リノ(女性)のバンガ族4人組が登場。
ルザリア遺跡で、ジェノミスから聖石ドゥマと手帳(古代イヴァリース語解読書)を強奪した。
その後バッガモナンは失踪し、その行方の手がかりを求めて、残る3名はかつて襲撃した劇場艇の一行に頼ることにした。
元はダルマスカ王国の銃士隊の銃士だった。
ダルマスカにおいて難攻不落とされたナルビナ城砦を、ガレマール帝国の第IV軍団が陥落させた際に、ナルビナの指揮官だったラスラ王子から、双子の妹のアーシェ王女を密かに城砦から逃がすよう命ぜられたが、任務に失敗。
ガラムサイズ水路において、バッガモナンの腕の中で、王女は絶命した。また、ラスラ王子もこの地で戦死している。
この事件以降、希望もプライドも失って、盗賊団に身をやつしていた。
バッガモナン 【New】
バンガ族の男性。
ルザリア遺跡において、ジェノミスから聖石ドゥマと手帳を強奪した。
元はダルマスカ王国の銃士隊の隊長だったが、ナルビナ城砦の陥落後、銃士隊のメンバーを率いて盗賊となった。
彼の「切なる願い」は、己のふがいなさを責め続ける自責の念と、祖国を滅亡に追いやったガレマール帝国への遺恨である。
聖石ドゥマを手に入れてから、死亡したはずのラスラ王子が近くにいて会話しているようなそぶりがあったり、周囲の人物が帝国兵に見えたりするなど、精神に変調を来したという。
彼の「切なる願い」は、己のふがいなさを責め続ける自責の念と、祖国を滅亡に追いやったガレマール帝国への遺恨である。
聖石ドゥマを手に入れてから、死亡したはずのラスラ王子が近くにいて会話しているようなそぶりがあったり、周囲の人物が帝国兵に見えたりするなど、精神に変調を来したという。
聖石に導かれ、錯乱したまま単独でリドルアナへと向かった。
聖塔リドルアナで、傷だらけで死にそうになりながら歩いているところを劇場艇の一行に発見された。
(みよよ疑問:なぜ受傷した?)
(みよよ疑問:なぜ受傷した?)
その際、「この先に行けば、ラスラ王子とアーシェ王女に逢える。守れなかったことを謝りたい」とつぶやいていた。
錯乱状態で非戦闘員に発砲したため冒険者が戦闘不能にしたが、その直後、聖石ドゥマを使って、右腕が肥大した姿で復活すると、光に包まれて姿を消した。
灯台の上層部で再会したとき、さらにルカヴィ・鬼龍ヤズマットに変貌し、冒険者に襲いかかった。
冒険者に討伐されたことで完全に没したようだ。
冒険者に討伐されたことで完全に没したようだ。
シーク族
でっぷりと太った身体に短い手足、大きく開いた鼻の穴、長く垂れ下がった耳をもち、ブタを思わせる外見の獣人。二足歩行。
背部は単色で、灰緑色、灰青色、茶褐色など、個体によって異なる。腹部は明褐色。
2つのネックレス 【New】
ひとつは、17年前に、ジェノミスが妻ティアとハネムーンに訪れた帝国領ラバナスタで帝国の行商から購入し、妻にプレゼントしたもの。ティア亡き後は娘のアルマが着用している。
ラスラ王子の遺品とみられる。
もうひとつは、バッガモナンが肌身離さず大切にしていた「訳ありのもの」。ラスラ王子からアーシェ王女へ渡すよう託された。アーシェ王女の遺品で、バッガモナンに託された。
この2つは外観がよく似ているばかりでなく、エーテルを感じることのできるモーグリ族によれば、聖石と同じ種類の、一個のクリスタルを砕いて作られたようだ。
聖塔リドルアナにて、討伐されたバッガモナンは自身のネックレスを落とした。
それを拾おうと触れたラムザ少年は失神し、その後、温和な態度をもつ別の人物の精神が乗り移ったかのような変調を来した。
(ラムザ少年の推測:)
砕かれてペンダントとなる前の聖石の持ち主はラムザ・ベオルブであると確信。
「イヴァリースへの帰還」を「切なる願い」として託したのだろう。
「イヴァリースへの帰還」を「切なる願い」として託したのだろう。
単にイヴァリースへ案内しようというのではなく、帰還するに値するかどうか、試練を与えているようだ。
(みよよの推測:)イヴァリース伝説とは無関係なはずのバッガモナンがリドルアナへと導かれたように、それぞれの聖石の好む「切なる願い」にたまたま呼応する人物を、ある意味、手当たり次第に試練へ投入するという役目があるのだろう。
なんて物騒な!
なんて物騒な!
そのほかの登場人物
シド 【New】
機工技術でおなじみ。ガーロンド社の社長。
元はガレマール帝国の機工師で、ジェノミスとは魔導院時代からの友人。
ジェノミスの捜索について、リナに冒険者を頼るようアドバイスした。
リナ・ミュリラー【New】
ミコッテ族の女性。グリダニアのゴシップ誌「週刊レイヴン」の芸能記者で、ジェノミスの大ファンを自称する。
父の行方を心配するアルマ少女を、冒険者に引き合わせた。その後も取材のためとして一連の冒険に同行する。
何かと深刻・険悪なムードになりがちな劇場艇の一行をなだめるムードメーカー。
ジンバのミコト 【New】
アウラ族の女性。
聖石がクリスタルであったことを承け、シドがヤ・シュトラたちを通じて呼び寄せた、シャーレアンの賢人。
聖石オティスに残っていたわずかなエーテルを解析し、聖石やルカヴィの性質についての洞察を披露した。
知的に興奮すると、相手の理解度を無視して専門用語で話し続ける癖がある。
(みよよ疑問:)ジンバとは何だろう?
モーグリ族【New】
エオルゼア(主に黒衣森)に暮らす獣人種族。空中に浮かぶことができる。
彼らにとって「毛玉」と呼ばれるのは侮辱的である。
イヴァリース伝説に登場する獣人種族もモーグリ族と呼ばれるが、空中を浮かぶことはできない。
モンブラン【New】
モーグリ族の男性。自称・ダルマスカの冒険者。
臆病者で移り気。かつて戦士になると言って斧術を始めたが、試練として与えられた魔物討伐ができず逃亡したという。
皇都で「ゾディアックブレイブ・ストーリー」を観て感動し、舞台俳優としてディリータを演じたいと言って、劇場艇に現れた。
くじけても立ち直りは早い。
ハーディ【New】
モンブランの弟。初志貫徹できない兄をたしなめ、心配する。
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はぁー・・・ぐったり・・・
ここまでたどり着いた方、長々とおつきあいくださり、ありがとうございます。
ここまでたどり着いた方、長々とおつきあいくださり、ありがとうございます。
前回の記事で疑問だったことの一部が、今回解消しましたね。
ところが、新たに聖石の性質が解明されるにつれて、新たな疑問もわき起こりました。
うーむ。
解消されなかった疑問と、上に書けなかった疑問も、ついでに書き残しておきながら、さらに調査が進む日を心待ちにしています。
うーむ。
解消されなかった疑問と、上に書けなかった疑問も、ついでに書き残しておきながら、さらに調査が進む日を心待ちにしています。
【疑問メモ】
ガレマール帝国とダルマスカ王国の関係は?
→ けっこう解明された!
没落貴族の子、アルガスは「誰に」襲われていた? ラムザはアルガスをなぜ、どうやって助けた?
アルガスの嫉妬について、詳細に触れられていないが、何についての嫉妬?
伝説の異端者ラムザの妹、アルマは、どんな役割を果たしたのだろうか。
聖石ドゥマはリドルアナで何を見せたかったのだろうか?
聖石が試練を与えてまで求める、イヴァリースへの帰還のための資格とは、対ルカヴィ戦闘能力? 調査力?
聖石が12個あるとしたら、それらが好む12種類の「切なる願い」は、イヴァリースにとって、また帰還者にとって、どういう意味があるのだろうか?
ジェノミスの妻ティアは、ネックレスに影響されなかったのだろうか?ネックレスにマッチした「切なる願い」を持っていなかったのだろうか?
聖石が12個あるとしたら、それらが好む12種類の「切なる願い」は、イヴァリースにとって、また帰還者にとって、どういう意味があるのだろうか?
ジェノミスの妻ティアは、ネックレスに影響されなかったのだろうか?ネックレスにマッチした「切なる願い」を持っていなかったのだろうか?
バッガモナンが持っていたネックレスは彼に何か影響を与えたのだろうか?
対のネックレスを着用しているアルマ少女に目立った変化はないのに、なぜラムザ少年にのみネックレスの影響が現れたのだろうか?
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