2015年7月18日

お月見キキルン


低地ラノシア、ソルトストランドの海岸。

あばら屋で夜露をしのぎながらお月見しているキキルン。

羨ましくなって、私も混ぜてもらうことにしました。

ここ、座ってもいい?



満月に照らされた塩の結晶。

背後の急斜面を下ってきた夜風は、キキルンたちの食べる生魚をなでて、生臭い香りを私にも届けてくれます。

香りを乗せた風は、塩の結晶の隙間を縫って、星空に溶けていきます。


何その魚、ぬるぬるにょろにょろしてるけど、好きなの?
私?私はいらないかな…見てるだけでお腹いっぱい。
玉子?いいって気にしないでいいって。生だもの。生でも?生がいけるの?
カニ?あのカニはよしなさいよ、強そうだし生だし、危ないじゃない。


というように、キキルンといえば悪食で有名です。


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エオルゼア各地に生活する生物で、ひとくくりに「ヒト」と呼ばれるのは、
ヒューラン、エレゼン、ミコッテ、ルガディン、ララフェル、そしてアウラの5種族。


それに対する「蛮族」という存在はいったい幾種族いるのやら。


ヒトとの文化的相違が大きいために、衝突したり嫌悪されるからといって、
野蛮の蛮という字をあてるのは、なんだか気の毒な気がします。

細々と生きる彼らからすれば、複雑な政治や経済を築いて組織的に武力を磨くという意味で、
ヒトの方こそ危険な生物なのですから。

それに彼らの一部は、ヒトと共通の言葉が話せて、ヒトの経済活動にも関わっています。
みなさんも、マテリア装着を習ったり踊りを習ったり、カードゲームで戦ったりしませんでしたか?



さて、蛮族の中でもキキルン族が私はお気に入りです。

マーモットのような長い耳に長い顔、長く伸びっぱなしの爪。
ひくひくと細かく動くひげ。

何で作ったのかわからない布を紡いで仕立てたフード付きの服。


お金(金属?)が好きで独自の通貨もギルも使いこなし、アクセサリーを身に付けているところとか、
人とは一風変わった味覚であらゆるものを食べたがるところに愛嬌が感じられて良いのです。




おしゃべりしている姿をよく見かけるのも、キキルンの特徴かな?

悪食ゆえ体臭が濃い・・・のですが、彼らと仲良くする上ではガマンです。



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