2015年10月16日

極光の彼方へ



冷気を集めて作ったようなクリスタルの装置は

往時の賑わいが永久に失われたと告げるかのごとく

傾き倒れたまま、しかし砕けずにいる。


そのキンと研ぎ澄まされた、哀しい光を放つ石を

もう死ななくていいよ、とオーロラがなだめた。




*******



オーロラを初めて見ました!

これは感動モノです!

ぜひみなさんにも体験して欲しいと思いました!











虹予報をするために、リムサ・ロミンサの天気予報士を訪ねたら、
「今日はアカンよ、虹は出ぇへんわ。そやけどナ、代わりにエエ情報あるねん。聞いてヤ」
と持ちかけられました。


それがオーロラの気配でした。


噂では聞いていましたが、まだオーロラを見たことがなかった私。

天気予報士の言葉と、噂に乗せられて、クルザス西部高地を訪れました。



ラノシア用の服装じゃちょっとだめだったかもね。

極寒。



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クルザス西部高地に着いたのは夜20時頃でした。
その日は夕方から雪がちらついていて、夜遅くになったら晴れるでしょう、との予報でした。

オーロラはどんな感じに出るのかナー、見るとしたらどんな景色が似合うかナー、
などと考えているうちに時は経ちました。



午前零時。
を、ちょっと過ぎ。

だんだん風がなくなったなあ、雪が弱くなったなあ・・・
おや、星が見え始めた・・・

と思ったそのとき!



ふわーっ

オーロラが現れました!


満天の星空をバックに、緑や青、黄色を複雑に混ぜたような、
たなびくカーテンのような姿のオーロラが!

明るくなったり暗くなったり、
東から北、西、そして南へ、ゆっくりと移ろっていました。


ゾクゾクッ! と感動しました!

これは、きれいだ・・・!








西部高地で見るオーロラのすばらしさは、
いろいろな建物や景色をいっしょに楽しめることにあります(断言)。


たとえばこうして、ブラックアイアン・ブリッジのちくちくぶりをシルエットにしてみたり。








英雄ハルドラス像とファルコンネストのちくちくぶりを(略)


オーロラは虹に比べるとずっと長く見ることができました。

何しろそれから夜明け近くになるまで観測できたので、たった一晩で何か所も移動して写真を撮る時間がありました。

最後の写真では、空の低いところから白み始めているのがわかるでしょうか?
ファルコンネストの集落のあたりです。

空の色でもわかるように、明るくなりつつある時間です。



やがて、夜明けまでまだあるナーと思ううちに、オーロラはすーっと消えていきました。



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この日のオーロラの出現条件を記録しておきます。

場所: クルザス西部高地
暦:  不明
天候: 0時から8時までの天候が快晴
備考: オーロラが出現していたのは0時15分頃から4時00分頃まで


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このとき、私はおともだちに声をかけて現地でオーロラに合う景色なんかを探したりしていました。

また、私がたまにする虹予報と同じようにパーティ募集で「オーロラが出そうですたぶん」と呼びかけてみていました。

それでおともだち以外にも何人かが実際に見に来ていたようです。

いざオーロラが現れると、西部高地のいろんなところから
「見えたよー!」「きれいだ!」などと大きな声が聞こえてきて、
「おおっ、意外といっぱい見に来てたんだ」とビビるとともに、ふんわりとした一体感を感じました。



こういうの、楽しいです!



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2 件のコメント:

  1. オーロラきれいですよね^^
    実際のはみたことないけど、エオルゼアで見れたからもういいやw
    オーロラの時はきれいに晴れていて、なんというか空気感がすごく好きです。キーンと張り詰めたような冷たさを感じるというか、画だけでは表現しきれないその場の雰囲気みたいなのも感じれるエオルゼアの景色すごくイイですよね。

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    1. オーロラの日はそのあと快晴の朝を迎えられるのもいいですね。
      日が昇るにつれてだんだんと身体が温まるのを感じます。

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