2015年5月20日
家具に見る文化の混交
エオルゼアの各都市国家は、ガレマール帝国によって追われた移民、というか難民の受け入れを進めています。
難民受け入れで人口がパッと増えるから、速やかに軍事力と経済力が上がって、
帝国に対抗しうるようになったぞワーイ。
などと、コトは上手くいかないものです。
逆に移民問題と呼ばれてしまっているほど。
移民してきたばかりの人たちは、当然無職ですから、雇用や食糧問題を招き、
結果として、貧富格差拡大と治安悪化、衛生状態悪化につながってしまっています。
これをどう対処するのか!
・・・まあ、難しいことはお偉いさんたちに任せましょう。
そのお偉いさんたちや軍事組織からの依頼を受けて、おこづかいをもらうのが冒険者です。
言い方は悪いけど、社会問題はメシのタネ、です。
ウヘヘッ旦那ァ、人手が足りねェんでしたら、力ぁ貸しやすぜ?
チョコボの世話、草刈り、スープ運びから、珍味ハンター、武装闘争に死体の処理まで、
なんだってお任せの冒険者ってやつでサァ・・・
合法・非合法問わず・・・
おっと、非合法を合法に変えるのは旦那たちのお仕事ですね、
そっちの手はずァ頼みますぜ、ヒッヒ・・・
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さて上の写真は、恥ずかしながら自室です。
(こっちの記事の最初の写真と同じ部屋です)
帝国によって東方の大陸から追われた国の人々がもたらした、特徴的な様式の家具を取り入れてみました。
まず目に着くのが「魔獣人物戯画」という物々しい名前のこの衝立。
またの名をビョーブ。
魔獣: インプ、トード類、ラット類
人物: 魚をつかんで食べるキキルン
など生き物の姿が、独特のタッチで無彩色に描かれています。
板を連ねたものを軽く角度をつけるだけで、床に立たせることができるのです。
色彩といい、構造といい、こういうミニマムな発想の家具は三国には珍しく、じつに新鮮ですね。
ほかにも、タタミの床に、ボンサイとよばれる鉢植えに、
上の写真では見えにくいけど、フスマと掛け軸も取り入れた品々です。
黒渦団のイメージカラーに、波のモチーフを配した赤い壁、
植物イメージらしく緑と黄色のラグ、そして木製のチェスト、
これらはもともとのエオルゼアの都市国家の様式です。
既存の文化に移民の文化が入り交じって、複雑な問題を生じているエオルゼア。
文化同士が上手く溶け込んで、落ち着くお部屋のようになっていくと良いですね。
菱形がたくさん描かれたソファはウルダハ様式ね。
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