2015年5月8日
星占いきらきら
夕焼けの残照で紅色に染まる雲。
一足先に夜へと向かいつつある青空。
混じり合う二つの色彩のコントラストが、胸を締めつけるほど美しく、もの悲しい。
そんなクルザス中央高地の、晴れた日の夕刻でした。
どういうわけか私は高いところが好きなので、この日はアドネール占星台へ登ってみました。
屋上に出ると、丸いランプの光をきらきらと反射する梯子段をみつけました。
木工と金属加工の直線的なデザインが、かっちりしていて頑丈そうだね。
イシュガルドにもこうした精度の高い技術力があるようです。
しかし、なんのための梯子段?
ふと見上げると、巨大な望遠鏡が設置されているではありませんか!
それもそのはず。
竜族の襲来に日々脅かされるイシュガルドでは、その襲来予知のために占星術が発達しています。
ここはそのための占星台なので、望遠鏡があるのも「そりゃそうだ」とうなずけますね。
少しだけ雲が出てきましたが、それでも今夜は、星を見るには良い夜ですね。
おっと、梯子段のことを思い出しましょう。
望遠鏡の手前側には、人一人がようやく座るだけの観測台がくっついていて
その椅子に上がるための梯子段だったのです。
いいな、いいな、私にも見せてー!
替わって替わってー!
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