2015年6月9日

憧れの格闘士



格闘士の修行を始めました。

厳密に言うと、入門はしましたが、初心者用にもらった武器をどこかへ無くしてしまったので、
うすら恥ずかしくてギルドに立ち寄っていません。

うっかり売っちゃった、ような気もします。


ウルダハの町の外にいるマーモットの鼻先をぽこんと殴って泣かすくらいはできますが、
所詮は我流ファイターです。

「我流ファイター」、却ってかっこよく聞こえるので気に入りました。

しかし、よわっちいです。



そんな私でも、いつかはこうなってみたい、と憧れざるを得ない格闘士さんがいます。

じつは会ったこともなければ名前も知らない人です。



ウルダハにある高級カジノホテル、プラチナミラージュ。

ここの受付の脇に、ある格闘士さんが、トロフィーやレリーフで称えられています。


短髪ボサボサ頭のミコッテ女性で、クロー系の格闘武器を構えていますね。

置かれたトロフィーは、けっこう古いものなのか文字がつぶれてしまって読めません。

こういうレリーフに刻まれるような格闘士がほかには見られないことからすると、
よほど強くて英雄的な人物だったのでしょう。


ときどきここを訪れては、これくらい称えられてみたいものだナーと考えるのでした。


それにはまずちゃんとギルドで指導を受けて、時間をかけてトレーニングして、
その前に武器をなくした反省文を書いて・・・



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