2015年7月15日

海のランプ




リムサ・ロミンサの上甲板層に、アフトカースルという広場があります。

この円形の広場を取り囲むランプが、まるでアール・ヌーヴォーな雰囲気をまとっていて私好みだと気付きました。


真っ白な石でできた台座に鈍くくすんだ金属の柱を立て、その上にガラスの火屋が載っています。

この透明度が低いガラス部分には、黒いガラスを使って、海洋都市らしく波模様が描かれています。

植物じゃないよ? 波ですよ?(参考:『家具に見る文化の混交』



ガラスのさらに上には金属でらせんを描いています。
ここは波の意匠とは少し趣が違うから、うーん、な感じ。


で、これが夜になるとどう光るかといいますと・・・






暖かな橙色の光がぼやーっと溢れるのです。

真ん中を見るとまぶしいけど、隅の方には波模様も少し見えるでしょ?






街にあるふつうのランプには、ガラスの模様はありません。

おかげでくっきりと白い光で明るいけど、せっかくなら模様があって華やかな方がいいじゃない。


ランプの金属部分も形がちがうね。
こっちは左右対称で整った、かっちりした印象です。



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