2015年8月28日
底なしエーテライト
おさんぽ生活ははるばる遠くまで続き、ついにイディルシャイアという集落に到着しました。
シャーレアン人が「大撤収」でうち捨てた集落を復興中とのことで、
わんさか人がいるものの、ほとんど廃墟のような散らかりようです。
ガラクタ好きで放浪好きのゴブリンたちが集落復興の主力を担っているそうで、
整った町に成長していくだろうとは到底期待できません・・・
ゴブリンの集落ってせいぜい数人分のキャンプくらいしか見たことないし。
やっぱり雑然と散らかった、生活感の溢れる町になるのかな?
心配ではあるものの、それはそれで楽しみです。
低地ドラヴァニア地方に属するここは、気候が落ち着いていて過ごしやすそうですね。
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「新しい町に着いたらまずはエーテライトに交感しなさい」という先人の教えに従い、例によってエーテライトを探しました。
・・・
あったあった。
ぶぃーん・・・(交感中)
二の腕ぞわぞわ。
交感しやすいように木の足場が付けられていて親切ですね。
ゴブリンが足が短いからかな?
あ、ララフェルもだな・・・
むむむ。
このエーテライト、台座はどうなっているんだろう・・・
青く光るエーテライトが設置されているのは、
球形に煙突やパイプが生えた、錬金術の窯っぽい装置の上。
水の中にパイプを降ろした丸い胴体、という構造は、
シリウス大灯台の地下のエーテルポンプに似ています。
革が不器用につぎはぎされているように見えるところは、ゴブリン族の作るテントにも似ていますね。
まさかシャーレアン人がこんな不細工な状態で使わないでしょう?
ゴブリンたちは一体どこでエーテライトの管理技術を身に付けたのだろうか・・・
下に満たされているのは冷却水? 緑の光を放つ水が蓄えられていますね。
あの下はどうなっているんだろう?
おおお・・・
底が見えない・・・
こわっ!
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