2015年11月21日

海賊の薬は貴族の香り


オイオイ、またしてもポップでキュートな景色かい?
たまらないねェ、大好物だよ。


コルク栓の閉まった小ぶりなビンの形の看板。

図柄は薬さじにとった薬草の葉かな?

布飾りの緑と相まって、優しい、そして理知的な印象の店構えです。


そういえばここ、海賊がやっているんだっけ?


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リムサ・ロミンサの薬種問屋、薬やスパイスの取扱いならこちら。

リムサ・ロミンサの薬舗「セブンスセージ」です。
調理でよく使う素材を扱っているためか、名門レストラン・ビスマルクのお隣に店舗を構えています。



リムサ・ロミンサの三大海賊の一角で、船舶貿易を営む「百鬼夜行」の直営店としておなじみですね。


海賊のお店だからといって、とくべつ危険なことはないのでご心配なく。
町中の治安は良いのです。

ただ、「オイル、塗ってあげましょうか、ウフン」 「ぜ、全身にお願いしちゃおっかな♪」
みたいな人たちが店頭にいますが、たぶんそれも営業のうち。


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百鬼夜行を率いるカルヴァランさんについて最近知って驚いたのですが、
イシュガルド貴族のデュランデル家の出身だったのですね。
(のほほん旅日記さま「蒼天の探検手帳にはカルヴァランの秘密が隠されていた」)

デュランデル家の嫡男でありながら海賊へ転身し、スパイス貿易で成功を収めたとのこと。
貴族なりの上品で大胆な態度が海運業界でウケたのでしょうか。

騎士教育のおかげか斧の腕前も確からしく、5年前のカルテノー戦役では、
負傷したメルウィブ提督を救出するなどして武功を上げたという噂もありました。


デュランデルの姓を捨て、貴族時代の指南役のゴルガニュ卿にちなんで、
今はカルヴァラン・ド・ゴルガニュと名乗っているのだそうです。






こうして大活躍のカルヴァランさん。
それに比べると可哀相なのは指南役だったゴルガニュ卿。

手塩にかけて育てていたカルヴァランさんの失踪をうけて、ゴルガニュ卿は失意のあまり引退し、
クルザス西部高地に牧場を開いたそうですが、そこも第七霊災後の寒波にやられてしまうなど、ふんだりけったりです。


亡くなってしまったので恩返しは難しいとしても、お墓参りくらい行ってあげてほしいもの。








ちなみに。


カルヴァランさんと、おなじく三大海賊の一人で、リムサ・ロミンサの紅血聖女団を率いる女傑・ローズウェンさんとの関係が
冒険者たちの間で密かな注目を集めているのをご存じでしょうか?


ふだんは海賊同士、商売敵として火花を散らす間柄です。

いえ、むしろ犬猿の仲と言うべきかもしれません。
たぶんきっかけは、これもカルテノーの戦いなのでしょう。
帝国軍の魔導兵器を前に撤退戦と化した戦線において、失った仲間の復讐に狂ったローズウェンさんを、
カルヴァランさんがさらうようにチョコボに乗せて脱出させたと言われています。

かっこいいぃぃ・・・



春から秋にかけては目立ったイベントはありません。
しかし、2月のそのとき!

きっとまた、この二人の関係に、ヤキモキさせられるに違いありません!


何のことかって?

ヴァレンティオンデーですよ! 2月の!
今年の2月のできごと(「星の樹の下に生まれて」様へリンク))


気長に、お楽しみに!



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調べたことメモ

セブンスセージ The Seventh Sage
Sage:セージ、シソ科のハーブ.また「賢者、賢人、哲人」という意味も持つ.
鎮静、解熱、抗菌、消臭などの作用で知られる.
海賊ながら穏和で優雅なカルヴァランに似つかわしい印象.

Seventh(七番目、七人目)の由来は不明.
十二神信仰と結びつけたとしても、7番/7月は旅神・工神ビエルゴ、雷属性などで、関係性が見えにくい…
「S~ S~」という音韻だけか?



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