シリーズ「風景画家の足跡をたどる旅」。
3枚の風景画をもとに、画家がどんな場所で、どんな時間帯をモデルにして描いたものなのかを見に行く旅をお届けしています。
今日はこの絵を参考に、ウルダハへ行ってみましょう。
砂漠の中にありながら輝かしい富を誇る都市、ウルダハの別名ですね。
さあ、じっくり見てみましょう。
むむむ。
濃いオレンジ色の空と、コントラストを落とした褐色に描かれた町並みが描かれています。
町の手前には、階段がありますね。
ウルダハの外にある階段といえば!
もうわかったぞ!
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シリーズ「風景画家の足跡をたどる旅」、今回は第3回目です。
やってきたのは、ウルダハからナナモ新門を西ザナラーンへ抜けてすぐのところ。
絵に描かれていたのは、「ササモの八十階段」だったのです。
ところが、あっさり正解を見つけたと浮き足立った私は、ここに来て、思わぬ苦労をしました。
というのも、絵と正確に同じ景色の場所が、すぐには見つけられなかったのです。
あっちかなー、だめだ、階段がこっちを向いていない。
こっちは? うーん、階段と門の配置がずれてしまった。
スコーピオン交易所の上? いや、遠すぎるなー。
と、ウロウロがんばった結果、「ここだ」と結論づけたのが、
階段を約40段おりてきたところに立つ、この崩れかけた石塀の上です。
わかります・・・?
座って絵を描くには妙な場所ですが、画家が良い構図を追い求めた結果ならしかたない。
やがて夕日が落ち、辺りもだいぶ暗くなってきました。
高いところにある雲だけが光を受けて、金色に光っています。
ああー、雲の感じが似てきた!
そろそろか!
パシャリ(写真)
うむうむ、これは満足のいく再現度です!
(つづく)
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一番見つけやすそうだったのに思わぬ落とし穴!
返信削除雲の染まりぐあいもかなりの再現度だね。
イディルシャイアの定点撮影をしてて毎回同じアングルを合わせるの苦労しているので、これがいかに大変か分かる!