2017年4月27日

渡し船は湖面を走らない

まさか。

えっ? ほんとに?

いいの?


そう驚くほど、思いもよらなかった発見がありました。



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高地ラノシア。

石緑湖の東西をつなぐルートといえば、キキルン族の営む渡し船ですよね。


いつもお金を払ってその船に乗るばかりで、気づくことがなかったのですが、
つい最近、じつはお金を払わずに乗ることもできるのだと知りました。


もちろん、ただで対岸に渡してもらうことはできませんよ?

はしけにつながれたままの船に乗ることができた、という意味です。




いや、皆さますでにご存じだったのかもしれないのですが。







運賃を回収するキキルンにごあいさつしたら、はしけを歩いて行って船を見学させてもらいましょう。


渡し船、どちらかと言えば「いかだ」と呼ぶ方が合っている風情です。

船の前後左右はどっちだかはっきりわかりません。



うねりのある木材を巧みにロープでつなぎ合わせて、大まかな枠が組まれていますね。


船床として、きれいに平らに製材された木の板が敷かれていて、荷物がばっちり積み込みやすい造りです。



上を見ると獣の皮を張った天幕が、日よけ、雨よけの役目をしています。


ふうむ、とても機能的じゃありませんか。





船の浮力は、木材よりは、黄色い大きな皮袋でつくった「浮き」で得ているようです。

中身は空気かな?







お客さんには草を編んで作った座布団まで用意してありました。

快適、快適。



おや、ワンダラーパレスの向こうに朝日が上ってきましたよ。

風も穏やか。

今日は一日晴れそうだ。


うーん、いいじゃない。


この船でお金持ち相手に湖上のニーム遺跡見物ツアーとか、湖上パーティクルーズとか、いつかそういう営業もやってみない?


ちゃりちゃりが儲かりそうよ?



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