2018年4月4日

禁断の地に眠る災厄

あの景色・・・

この配置・・・


そうか! わかったぞ!



********



禁断の地『エウレカ』という別名で恐れられる小島。

ほんとうの名はバル島だとか、遠く西方のシャーレアンからなぜか島が飛んできたとか、謎が渦巻く不思議な場所です。


島の安全確保の仕事がてら、自由にさんぽしていいよと言われたので、あちこち楽しく見て回っています。





さて、この島の景色におもしろいものを見つけました。



ああ、私の後ろにある建物ではないですよ。

あれは「バルデシオン委員会の本部塔」だそうで、これはこれでおもしろそうですが、今日は別のお話。



地図と景色を見くらべる旅に出かけましょう!








さて、さっそく地図ですよ。


ポート・サーゲイトから東に少し行って、スクイブ浜を見下ろす高台の上が見晴らし良好です。


ここで、西の空を見て、おやと思いました。






その景色がこちら。

西には山脈があるのかー。



・・・ん??







山脈の手前に帯状に広がるあれは、凍っているのかな?







目をこらしてみるとホラ。


凍り付いた、鋭くとがった塔がいくつか見えました。

つららが何本かぶらさがっています。


弧を描く塔が寄り添っている姿は、なかなか美しいですね。

まるでドラヴァニア雲海にある白亜の宮殿のようです。






夜になると、塔の上に浮かぶチクチクしたものが光って、あたかも星が下りてきたかのようです。


良い雰囲気。

でも、あれだけの広さで凍っていたら、あの辺りの生き物はもう・・・







気を取り直して、今度は北を見てみましょう。






北には、例の、バルデシオン委員会の本部塔がありますよね。
(この写真は別の場所で撮影したものです)


でも見てもらいたいのは、この本部塔ではありません。







ほら、本部塔の右手。


北北東に、なんと火山が見えるのです。








ぐつぐつ煮えた赤い溶岩が見えるでしょ。








さあ、どんどんいきますよ。


次は東を見てみましょう。








東の景色がこちら。

見ての通り、青空の真ん中にぽっかりと灰色の雲が浮かび、雷がバリバリ降り注いでいます。


雷の落ちる先の地面には、青く光沢のある結晶のようなものが見えました。







さあ、最後です。



今いるところの、手近な風景を思い出してください。

竜巻が群れを成して立ち上り、木々をなぎ払い、暴風が吹き荒れる土地であるということを。




そう、この場所は、風の災厄に見舞われた土地なのです。






********





さて。



氷、火山、雷、風、が揃いました。

どうですか?

なにか、思いつきませんか?







私が思いついたのは、エーテルやクリスタルについてよく言われる「属性」と呼ばれる概念です。


この地を満たす乱れた属性になんとか対応するため開発された、マギアという道具を持っている方は、それを見ると良いですよ。








マギアには、こういうふうに6つの属性が刻まれているのです。

この並びを、ここでは仮に「属性板」と呼ぶことにしますね。




さあ、さきほど見てきた災厄と、このマギアの属性板の方角を、照らし合わせてみましょう!









マギアの属性板を、裏返して、回転させて、ちょいとゆがませて・・・なんとか、はまったかな?


現在地が「風の災厄」。

そこからまっすぐ北にバルデシオン委員会の本部塔。

時計回りに、火山、雷、そして氷。



ふむふむ。






ということは、土や水の災厄があちらの方角にあるのかもしれません。





********





残念ながら、今のところの調査では、土や水を象徴するような巨大な災厄らしきものは見つけられませんでした。


島内の転送網が復旧できたら、探索範囲が広がって、さらにこの島のことがわかるはず。

今後に期待!・・・おっと、災厄なのだった。

心の準備をして挑むことにしましょう。





********
調べたことメモ
エウレカ εὕρηκα
 ギリシャ語で「(私は)見つけたぞ!」
アネモス άνεμος
 ギリシャ語で「風」



*******************
ブログランキングに参加中
  ↓ ぽちっと応援してね


プラチナリボン運動

2 件のコメント:

  1. 凄い凄い!
    さすがの考察なの。

    今いるところは風の厄災なんだね。
    パズズを調べたらパズズも風に関係してたよ。

    次はどの厄災になるか楽しみ楽しみ。

    返信削除
  2. 楽しく読ませていただきました!
    たしか、シャーレアンではサリャク神が篤く信仰されていたというのを見た記憶があります。
    本部が水というのはなかなかしっくりくるなと思いました。今後も拝読させていただきます。

    返信削除