キキルン、キキルン、キキルン

ちゃりちゃり大好きっちゃ、といえば、キキルン族。

悪食でお金好き、ヒトの社会にも関わる積極性と愛嬌をもった、私の好きな蛮族です。
（「お月見キキルン」）

長い爪のある指にしては、手先はなかなか器用らしいです。

たとえば高地ラノシアでは、手作りの渡し舟で小銭を稼いだりしています。

しなった木材を巧妙に組み合わせて、革張りの高い天井のついた、広々としたイカダですね。
清潔感のある床に、座布団もついて、とても快適そうです。

これで湖上遊覧船をしても良さそう。
ワンダラーパレスを眺めたり、避暑リゾートになったり。

・・・あ、このアイデアどうかな？　儲かるんじゃない？？

高地ラノシアの石緑瑚で渡し舟を運営しているのは、東西にそれぞれあるキキルン族のお店だというのはおなじみですね。

この２店舗、そろって屋根の形がおもしろいのにお気づきでしょうか？


なんと、キキルンの顔の形をしているのです。
苔や草が茂って、ふわふわになっているのがまた良い感じ。

この岩はどこかから持ってきたのか、たまたま発見したのか、それとも削って作ったのか・・・と疑問は尽きません。


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さて、この２店舗の品揃えにもご注目ください！


まず、上の写真はジジルン交易商店。
石緑湖の東側にあるお店です。

ここでは冒険者向けに武器や防具を販売しているだけでなく、
冒険者には売ってくれませんが、布や皮革、植物の苗などを陳列しています。


キャンプ・ブロンズレイクの保養客が使うのでしょうか。








一方こちらは西側にある、メメルン交易商店です。


こちらはなんといっても食糧！
野菜に果物、豆類が豊富ですね。
店の軒先にはハーブも吊されています。

冒険者向けの商品としては、東のお店よりずっと手頃な武器や防具を販売しています。


廃村のようなプアメイドミルの集落でぎりぎりの開拓生活をしている人たちが、この店の主なお客さんなのかな？

メメルン交易商店も、やっぱり屋根がキキルン型の岩でした。
こちらは黄色い花が咲いています。


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そういえばこの辺りのキキルン族は、みんな麦わら帽子をかぶっていておしゃれですね。



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