2015年12月23日
アラグ陽道を日の動きに合わせて歩く旅 7
は!
気が付いたら朝でした。
おはおはー!
飲んで倒れて寝るのサイコーゥ!
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シリーズ「アラグ陽道を日の動きに合わせて歩く旅」、今回は第7回目です。
(これまでの流れ: 序章 第2回目 第3回目 第4回目 第5回目 第6回目)
「アラグ陽道を日の動きに合わせて歩く旅」と決めて
早朝の東ザナラーンのウェルウィック新林から歩き始めて、丸一日が過ぎました。
今日も今日とて道を辿って歩くのです。
星のきれいに見えた昨夜とはうってかわって、
「ザナラーン地方の今朝の天気は薄曇り。風が強く砂ぼこりが舞うでしょう」
酒房「コッファー&コフィン」でちらりと見た朝刊にはそう書かれていました。
まー、ザナラーンらしい。
この写真では、右後ろ(北)から続くアラグ陽道を歩いてきました。
右手に見える松明のところで道は分岐して、右奥へと続くのがアラグ陽道で、ウルダハへ続くのがアラグ星道です。
これから右奥へ向かって進みます。
昨夜見た標識をもう一度確認。
3枚の板は上から順に、ブラックブラッシュ停留所、金槌台地、ウルダハと書いてあります。
そうか、金槌台地の方なのかー。
西へ続く道はゆるやかな上り坂となり、まもなく左手の眼下に崖を望む高台へ続きました。
遠く砂ぼこりに霞む崖下に、やがて何かが見えてきました。
見えてきたのはシラディハ遺跡でした。
手前には「煤けた小川」、スートクリークが流れています。
ちょっと降りて見に行こうかな。
ここの遺跡はザナラーン地方のほかの遺跡にくらべると、崩壊いちじるしいのが特徴です。
その理由は定かではありませんが、歴史から推測することはできます。
昔のザナラーン地方に栄えたベラフディア王朝は、シラディハ派とウルダハ派が権力を争う内戦に陥りました。
内戦を制したのは、現在も都市に名を残すウルダハ派です。
シラディハの名の付いたここは、つまり敗者の遺跡。
より古い時代のはずのベラフディアの遺跡よりもひどく崩壊しているのは、積極的に破壊する必要があったのではないでしょうか。
ウルダハ派によって徹底的に破壊されたか、それとも逃亡のため自分たちの手で未練を絶ったか、といったところでしょう。
今となっては、石を抱えたスプリガンたちが暮らしていました。
・・・その茶色の石は、まさか遺跡の破片?
シラディハ遺跡は、盗掘よりも風化よりも、野生動物の歯によって崩壊の危機に瀕しています。
スートクリークの谷川を作る水は東から流れてきていました。
東の空に、滝の上流からお日様が昇ってくるのが見えました。
ややッ!
しだいに風も収まり、晴れ間が広がってきました!
さすが私。
おさんぽ運がある。
<つづく>
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おさんぽ運!私だったらずっと砂嵐になってそうです…w
返信削除2.5のメインクエで地下水路を抜けた先がここでしたよね。あの時の騒動でさらに崩れてそう。敗者の建造物の上に勝者が建物を建てる。なんか大阪城を連想しました。('Д')ハッ 前にウルダハは大阪のイメージって言ってたけど、それもあってのこの設定なのかな?考えすぎでしょうか?w
シラディハといえば水にまつわる話があったような・・・うーむ思い出せません。
削除改めて調べてみたいと思います。
このおさんぽ運はいつまで続くかな!?