2015年2月20日
名杖トゥプシマティ
ミンフィリアさんにしょっちゅう呼び出される日々なわけです。
彼女が悪い人じゃないから、良いように使われているとまではさすがに私も思っていないけどさ。
ゴミ掃除? と称して?
て、敵兵殺害!?
・・・遺体・・・運びも?
あれ?それ私がするの??
みたいな気持ちになることはたまにあります。
まあどんまいデスヨー。
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ミンフィリアさんほか「暁の血盟」の人たちが大事に保管している杖があります。
名杖トゥプシマティと呼ばれ、彼らの拠点に飾られています。
どうも彼らにとって精神的な支えになっているようです。
というのも、暁の血盟の前身である「救世詩盟」の代表者、
賢人ルイゾワ様がこの杖の前の持ち主だったためです。
先の霊災のときに対応に出かけたルイゾワ様は行方不明になり、
杖だけが破損した状態で見つかったという悲劇的な背景がありながら、
今も修復されないまま飾られています。
いつも気丈に振る舞うミンフィリアさんも、たまに心細いときには密かに眺めるとのこと。
ところで、いわくつきなだけあって不思議な気品を湛えた杖だと思いませんか?
持ち手は角笛で、持ち手の下には石板が両面に一枚ずつ貼られています。
石板には救世詩盟の出身国シャーレアンでよく信仰されている
サリャク神のマークが刻まれていますね。
精神的な支えとは別に、この杖が何か重要な力を秘めているらしいですが、
このあたりは詳しく教えてもらっていません。
彼らにもはっきり解っていないのかもしれませんね。
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