丸く太った多肉植物から突き出した異質な結晶は、上へ、上へと伸びていた。
棘のように、あるいは花のように。
それは辺りの景色にない、鮮やかな空色であった。
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5年前にエオルゼア諸国を襲った第七霊災。
爆発的な力が大地を襲い、あちこちに地裂ができたり気候変動が起きたりしました。
数ある余波のうちでも、やはり目に付くのは、地表に現れたエーテルの結晶でしょう。
たまに出会うエーテル学研究者たちは、全くのシロウトの私に対して、
このエーテルという概念を「星の血」「生命エネルギー」などに例えて話してくれます。
地面の下とか空気中にこういうのが流れているとか、
エーテルが吹き出して結晶化したものをクリスタルと呼ぶとかの知識を習いました。
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エーテルの結晶がとくに多い場所といえば、
東ザナラーンのバーニングウォールや、モードゥナの銀泪湖周辺がおなじみですね。
先日バーニングウォールに立ち寄った機会に、何気なく景色を観察していて、
ここには2色の結晶があることに気づきました。
ほとんどは土属性のオレンジ色で、岩石の結晶のような形をしていますが、
それに混じってたまに水色の結晶があるのです。
そして水色の方は決まって植物から突き出ているのでした。
オレンジ色のクリスタルにも、植物のような形はありました。
水中から水草かキノコのような形で伸びていました。
隣りに伸びる水色のクリスタルと対称的です。
そうそう、モードゥナにも真っ青に結晶化した木があるでしょ。
だから、この水色のエーテルは植物と相性が良いのかな? だとすると水属性なのかな?
などと私は推測しています。
とはいえモードゥナの方は、銀泪湖周辺がほとんど丸ごと真っ青になるくらい霊災の影響が大きい場所なので、
単に巻き添えで水色の木になっただけかもしれませんが。
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